リアボックス



アイリスの密閉RVBOXカギ付
これもKSRからの移植です。

キャリアの形が違うのでベースだけ
作り直したらいいやと楽観視してベースを
外したら見事に割れてました。

仕方ないのでベースから作ります。

なおクロスカブはリアフェンダーとキャリアの
隙間が非常に狭い為、コの字のアルミバーは
使えません。

何か別の簡単着脱式を考えます。


時間に余裕が出来た時に作ってたので、いきなりパーツが完成してます。
普通の板だと過去数回 木目から割れた経験があるので、今回は合板を選んでみました。
ベースの右下だけが欠けているのはサドルバッグのベルトをかわす為です。

細長い板はセットした時に位置決めとずれ防止の役割をする板です。
丁度キャリアの真ん中の穴に収まります。


写真だと良く見えないけど縦横に中心の線を書き、キャリアの真ん中へ来る位置に細い板を
貼り付けました。木工用ボンドなので取りあえず一日放置。

一日置いて乾いてから念の為に木ネジを打ち箱へ取り付ける為の穴も空けました。
写真は雨、湿気で板が反ったりするのを防げれたらいいなと思い防水塗装をし、
乾くまで針金で吊るす準備をしている所です。


乾燥待ちの間にカッティングシートを2枚切り出します。
サソルバッグサポートを付けた時に黄色の塗装が結構弱かった印象があったので
保護する為にキャリアの中でも面積の大きい所に貼っておきます。

箱を置いたら隠れる場所だけど、一応霧吹きで石鹸水を吹いて気泡を抜きながら張りました。


ロープを2本準備。キャリアのフックに余裕を持って掛かる長さで両端を輪にして準備完了。
これを箱と車体の取り付けに使います。


1時間程で乾いたので箱に取り付けます。
今回はキャリアの穴とボルトの位置が合わなかったので出っ張らない様、皿ネジを使いました。
外に見えるのが皿ネジ、内側にナットが来ます。

そして念の為にゴム板も張りました。丁度カッティングシートを貼った場所に来る様にしてます。


箱の側面にはフックが架けれるステーを左右に取り付けて準備完了。
さっき作ったロープを引っ張るように締めたら完成です。
ベースに前後左右に動かない様細長い板を張りつけたので、後は上下にさえ動かなければ固定されます。


最後に箱の内側に出ているナットから荷物を
保護する為のスポンジ板を用意し、ずれない様に
両面テープで貼って完成。

スポンジ板は大きさをザックリと測った物を用意し、
突起部分などは現物合わせてで微調整してます。

若干狭くなったけどヘルメットは余裕で入るので
全く問題ありません。

リアボックスの取り付けが出来ました。
多少改善点は出てきた物の概ね満足行く出来
なので後日部品を調達してから少し手を加えます。

また取り付けて判ったのはテールとキャリア自体が
低い為、箱の位置がKSRの時と比べ、かなり低く
搭載されてました。

低重心&荷物が取り出しやすくなってます。

--- 2016/01/12 追記 ---


ロープにテンションを掛けやすくする為にL型の金具を買ってきました。
このままだと長いので片方を切って先を丸くします。材質が鉄なので白の錆止めを塗っておきました。


左右ともL型の金具の穴を通す様にフックをセットして改良完了。

箱を外したついでにベースに擦れて塗装が
剥がれてた中央の穴も補修しておきます。

と言ってもタッチペンで錆止めを塗って、
今後悪化しない様にそれっぽく切った
カッティングシートを貼って保護しただけ。

普段は見えない所なのでざっくりと片付けました。

後はロープをかけてフックを締めて行けば
箱が固定できます。

前回は中央の金具を締める為に浮かせて
いたので、締め切った後 浮かせていた分が
弛みになったのを解消出来たはずです。

今回は余分な仕組みが増えた為に結果として
クイックセットから遠退いてしまいました。

また新しい方法が思いついたら試して見ます。





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