チャンバー、サイレンサーの清掃



色々手を尽くしても白煙が
解消してくれないので、長年に渡り蓄積した
オイル汚れを取ってみようと試みました。

ネットを徘徊中に見つけた流し等でパイプの
詰まりを取る為の洗浄剤。
1本198円とお安く試せるのでやってみました。

成分は塩素系の物だったと思います。

チャンバーを外して片側をガムテで
塞いでから洗浄剤を入れていきます。
たっぷり1L使っても満タンにはならないので
残りは水を入れ内側が常に洗浄剤に触れる
様にしました。

注いだ側の口もガムテで塞ぎシェイク。
とりあえずこのまま数日放置します。
当然この間も時折振って中身を混ぜます。

洗浄剤の効果かガムテの糊が弱くなり
液が染み出してくるので、バケツで
受けっぱなしにしてます。

サイレンサーはどうコネってもエアクリが
邪魔して取れないので、やらないで置こうと
思いましたが、ナンバープレートへのオイルの
飛び散り具合を見たらやる気が出てきました。

こちらは消音の為に中が詰まっているのか
洗浄剤だけで満タン。
ガムテの隙間から液も染み出してくるので
こちらもパケツで受けてます。
入れた少し後から染み出した液体がコーヒー色を
していたので効果は出ていると思います。

3日放置した後の洗浄剤です。
コーヒー色を超えてもはや墨汁。

2度や3度洗い流した程度では流しきれないので
延々と小一時間チャンバーとサイレンサーを
交互に水洗いしてました。

黒い汁だけじゃなく固形の墨みたいなのも、
出てきていたので、割と綺麗になっていると
思われ、届く範囲ですが指でなでると結構
カーボンが剥がれ金属が顔を出してました。

このまま続けても切が無いんじゃないかと感じ始めた頃合で、バイクに組み付けてエンジン始動。
頑張って水を切ったつもりでも、排気の勢いで結構出てきます。
15分程、フルスロットルとアイドリングを繰り返し、中の水分が飛んだ頃に余り白くない排ガスが
出始めてました。

水温が上がりすぎたので暫く落ち着かせた後、サイレンサーの口に着いた黒い汁をふき取り
再びエンジン始動。
やはりエンジンオイルの燃焼効率が上がってるのか、白い煙の出る割合が減ってます。
オイルが噴いたら判る様に、新聞を封筒状にしたモノで受けていたですが、明らかに付着が少ない。
今日 試した限りではかなり改善されました。




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