KSR110 プッシュキャンセルスイッチ 移植



KSR110が逆輸入車として扱われる様に
なったのでパーツも注文可能となりました。

元々の物よりちょっとデカイかなと思いつつも
チョークケーブルを移設せずに済みそうなので
注文しました。

パーツナンバーは下記の通り。
46091-0272
ハウジングアツシ(コントロール),LH

スイッチボックスとチョークレバーが一式です。

まずはピン配列の確認をしてから取り付けに
かかる訳ですが、

スイッチボックスは部屋で普通に座ってやり、
車体側はタンクを浮かせてカプラを触れる形で
チェックして行きました。
勿論1つづつテスターを当てて調べてます。

ちなみにハーネス側がオスピンだったので、
両方オスとなり、片方のカプラを作り変えるか
変換ハーネスを作る事になります。

KSR110スイッチボックスのの配列。
ツメが上になります。

146
2 7
358
1 ウインカー左(緑)
2 ウインカー−(橙)
3 ウインカー右 (灰)
4 ホーン+(黄/黒)
5 ホーン−(黒)
6 ライト ロー(赤/黄)
7 ライト−(青/黄)
8 ライト ハイ(赤/黒)
KSR-Uのメインハーネス側(オスピン)
こちらもツメが上になります。

147
258
369
1 ホーン+(黄/黒)
2 ウインカー−(橙)
3 ポジション(赤)
4 ライト ハイ(赤/黒)
5 ウインカー右 (灰)
6 ライト−(黄)
7 ライト−(赤/黄)
8 ホーン−(黒)
9 ウインカー左(緑)

変換ハーネス用の線を作りました。

写真のは、並べたつもりが1本横に
残ってましたが、ホーン 2本
ウインカー、ライト各3本で色分けして
一応判る様にしてあります。

メーンハーネスで1本多いポジションを
分岐しなければいけない様な事を下調べで
見つけていたのでテストしながら変換を
作っていきます。

ホーンとウインカーは問題なく出来ましたが
先人の情報通りライトはポジションだけ点灯
しなかったので分岐ケーブルを作りました。

これをスイッチボックス側 7のライト−(青/黄)
より、ハーネス側 7のライト−(青/黄)と
3のポジション(赤)へ繋げます。

今回はポジション着きのマルチリフレクター
に交換した後だったので必要でしたが、
純正の場合は分岐が必要なのか不明です。

無事に変換ハーネスが出来ました。

両方ともメスピンなので向きが判る様に
スイッチ側をS、本体側をBと書いておきました。

取り付けて動作チェックも終わってるので
結線用のテープを巻いて完成です。


いよいよKSR-Uのスイッチボックスを外す訳ですが、恐らくチョークを止めているネジが硬いはずなので、
取り外して不安定な状態で緩めるのではなく、ハンドルに付いてる状態で緩める事をお勧めします。

ここを過ぎれば大した作業はないので、クラッチレバーを可能な限り右に寄せ、
それでも幅が足りなかったので、グリップを外してから取り付けを始めました。


現物合わせで削った場所は矢印の2箇所。
位置合わせの凸とチョークケーブルを止める引っ掛かりです。

チョークの引っかかりを削っておくと、先の金属の部分がケースの曲がり始めにかからなくなるので、
取り付けやすくなります。
もしかしたらフルでチョークを引けてないかもしれないですが、この状態なら調整する方法があるので、
しばらく使って様子を見ます。

配線も通して最終チェックも済んだので、
スイッチの位置とレバーの向きを調整して
完成しました。

結局グリップはスイッチ側の余分になる所を
切って若干短くし、レバーも寄せれるだけ
中央側に寄せて何とか写真の様に収まってます。

チョークは若干遊びが多いのですが、
この季節は問題なく始動出来ています。





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