シート張替え+α



手元に来た時点でシートの角が破れてテープで張って
いる状態でした。
特に雨が浸みる程でもないのですが、広がる前に
何とかしたいとは思ってました。

実際 中のスポンジもヘタリ気味で良く座っていたで
あろうポジションの所だけ窪み始めています。

そんな訳で色々と物色した結果出たのがKSR110の
シート流用。
ダメでも代えの表皮を手に入れてしまえはすぐ出来る。
と、この時はコレが一番ベストだと思ってました。


シート張替え用に表皮を捜していたら偶然見つけたKSR110用のシートです。
今年の6月に買って今まで放置していたので今見たら在庫切れになってますが、
輸入バイクパーツ卸ツイントレードと言う楽天の店です。

以前KSR110にKSR2のシートが着く事を確認していたので問題ないだろうと判断した上で
表皮だけで5〜6千円する事を考えたら7800円はお得とこの時は考えてました。


*タンク側の角度が同じ位にすると110用社外は後ろが浮いてます。

しかし実際は反りの角度とタンク根元に引っ掛けるツメの長さや、タンク側のシートの反りが違う為、
そのまま付けるとタンクとシートの間に隙間が出来てしまいます。
北海道準備もあり、そのまま一夏放置してました。

軽く3ヶ月は寝かせている間に色々考えた結果、2コ1にしてみる事にしました。
ベースは純正のシートを使い、アンコと革は社外の物を使います。
バラしたついでにゲルザブSSも挟み込んみます。


とりあえず2つとも分解します。
革を止めてるタッカーを−ドライバーで浮かせてペンチでペンチで抜くのは同じですが、
ベースとアンコの接着が違いました。
純正は年数経過の為か、引っ張ったらあっさり分離。
対して社外は接着剤べったりで、カッターナイフを入れながら20分格闘して剥がしました。


社外のアンコが全長が短く反りが大きいので、純正のベースに合わせる為に調整しました。
多少盛りすぎな感じがしますが、革を張る時に押さえればOKかなと思ってます。
接着剤は3Mの強力なヤツを適度に塗っておきました。


ゲルザブSSも忘れず装着します。
V-MAXの時にサイドは巻き込まない方がいいと学習したので、EXゲルの部分を切らない程度に
ダイナミックに切ってみました。貼り付けはベースの時と同じく接着剤です。


革を張りました。
手持ちのタッカーの歯が10mmだったので、そのまま使ってたら薄い箇所だと指まで貫通したので
急遽6mmのヤツを買いに行きました。見た目はOKだけど、触ったら突き出てるのが判る所があります。

一見無事に付きました。

でも良く見るとタンクとシートの間に隙間があります。
全長の短かった革を純正に合わせて引っ張ったので、
反ってしまったのだと思います。

後、接着剤が乾く前に革を張るのにコネ回したので
若干ゲルザブが後ろになった気がします。


元はタンクに沿ってるベースなので、ドライヤーで温めつつ革を伸ばしてやりました。
伸ばしては冷ましを2回繰り返すと割りと見れる様になったので一先ず完了にしました。
隙間の件はまた気が向いたら温めて伸ばします。

今回の張替えで座面が広くなったので座りやすくなった一方、足つきが悪くなりました。
シート高がある車種なら問題ですが、KSRなので全く気になりません。
多分言われても気づかないレベルです。




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