まずはシリンダー、ピストンを交換する為に腰上までバラして行きます。 外したついでに気になっていたエアクリの塞がっていた穴を1つ開けて置きます。 特に書かれてた訳じゃないけど、気分的にやって置きたかっただけです。 ここから先は取り説に従って進めて行きます。 シリンダヘッド右側カバーの取り外し。真ん中だけ反対側の丸いカバーまで貫通しています。 ガスケットがしつこく へばりついていたので、ゴムハンマーでコツコツ周囲を叩いてたら、 うっかりネジ穴より左を叩いてフィン破損。そんなに強く叩いてないのに... ボアアップしたら発熱量も増えると思うので、ここはケチらす注文します。 続いて上部カバーと左側カバーの取り外し。 カムギアを外した後、カムチェーンが腰下まで落ちると悲惨な事になるので要注意。 この段階だとまだシリンダー横のチェーンガイドで止まってくれます。 オイルまみれなので写真はありませんが、ピストン交換完了しました。 予想外の苦戦を強いられてしまったのでこの状態になるまでに2時間ちょっとかかってます。 シリンダを交換する前に古いガスケットを剥がすので、クランクケースにゴミが入らない様 ウエスを巻いておきます。 時間を取られた原因がヘッドとシリンダを繋いでいるネジ。 固着していた上、使える工具が限らる場所なので何とかしようと手持ちの工具でさらに1時間程 試行錯誤しましたが、最後の手段であるインパクトドライバでナメかけたので諦めました。 ここだけは最後はプロの手で外しています。
注文していたパーツは翌週には届きました。 またしてもオイルまみれで写真が無くいきなり組み上がってます。 この作業で苦戦したのはカムギアをセットする時。 カバーを開けてフライホイールのTマークを合わせるらしいのですが、実際ケース側に印があるのは キックだけのタイプになります。 セル付きはカバーを開けても印が無いので、矢印のフタをコインで開けて覗き込んで合わせます。 後は取り説に従い、バラした時と逆の流れで組んで行けば完成。 エンジンオイルを入れてガソリンを送り最初のエンジン始動。 無事動いてくれてたら少し置いて各種ボルトの緩みをチェックしてボアアップは完成です。 万が一オイルが漏れても気づく様に数日は下に新聞紙を引いて置きました。 後数日で3月が終わるのでナンバー取得は4月に入ってから行います。 それまではセンタースタンドかけてエンジンの慣らしを終わらせておきます。 ちなみに倉敷市は改造の届けとナンバーの申請を各1枚書くだけでした。 持参品等 詳しくは倉敷市のHPを見てください。 |