より快適に、よりクラシックにする為のアイテムであるフロアボードを取り付けます。 今回のパーツはステップバーの部分から交換する物です。 元々ハーレー用(もしかしたら汎用品かも)なので多少の調節が必要になります。 作業の流れ 1. 調節用の部品をアルミ板で作る 2. ノーマルのステップバーを取り外す 3. フロアボードを取り付ける。 4. ブレーキの高さを調節する 5. シフトバーの高さを調節する ます根元の部分SHADOWのステップよりも細い為 調節の部品を作ります。 買ってきたのは 5x25x300 のアルミの板です。 ![]() 現物合わせで切り出す形を直接書き込みます。 次にドリルで取り付けの穴を開けた後、板から切り離す為に複数小さな穴を開けます。 アルミに傷が入らない様にゴムハンマーで叩いて切り離すとこんな感じになります。 ![]() 安物の電気ドリルなのでうまくセンターが出ず穴がボコボコになっています。 これを万力で固定し鑢で根気良く削るとこんな↓部品が出来ます。 まさにアルミ削り出し ![]() 4つ同じ物を作り、仕上げる為に張り合わせて見ましたが、 なんかこのままでもいい感じだし、半日鑢でキコキコやって疲れたので完成にしました。 ![]() ここで1回仮組をしようとした所 1個だけボルトが入りません。 おかしいと思いボルトを並べてみると1個だけ半端な長さのヤツがいました。 本当は2本づつ同じ長さの物があるはずなのに矢印のヤツだけ5mmほど長くなっています。 しかもネジ目がインチなので近くのホームセンターにも売っていません。 このままではボードの所が固定されずくるくる回ってしまうので鑢で削りました。 ![]() さすがアメリカ人かましてくれます。 ![]() なんとか仮組み出来ました。 これをペダルの調節をしながら組み付けて行きます。 ![]() まずは、元々のステップを取り外す為に裏側の割りピンを取ります。 ステップの内側にはバネがあるので部品を飛ばさない様に止めている棒を抜きます。 そして、先程仮組みした状態になる様に組み付けます。 ![]() ![]() この段階で予想していた誤差が出てきました。 計測した時点で判っていたのですが、5mmの板を使うと約1.7mm隙間が出来てしまいます。(写真左側) これは丁度良い厚みの座金を用意していたので上下の隙間に入れてガタつきをかなり減らしました。(写真右側) 後は元々の様に下にも座金を挟んで割りピンで留めたら取り付けは完了します。 ![]() 割ピンはさっき外したのを真っ直ぐにして再利用しても良いのですが、 今後のメンテナンス性を向上させる為にRピンに交換しました。 これで最悪の場合になっても素手で着脱する事ができます。 (余談ですがRピンが余ったのでリアステップも同様に交換しています。) ![]() これで見た目は完成しました。 後はボードの角度を決め、それに合わせてペダルの高さを決めれば完成となります。 ブレーキについては取り扱い説明書に書いてありますが、シフト側は何処にも書いていないので、 こちらに書いて置きました。 もしかしたらSHADOWのページを作って初めて有益な情報かもしれません。 10/15現在の設定 ボードの角度をバーを使っていった時と同じ足首の角度になる様に設定 ブレーキは座金を2枚重ねただけなので、かなり上に来ています。 踏み代が少なくなっているので、遊びを少なめにしています。 シフトペダルはノーマルより2山分 時計回りに進めています。 スニーカーでは少し高いと感じる事もありますが、ブーツの厚みを考えるとこうなりました。 |