ラジエターカバー交換+ちょっとカスタム



色々当たって3年過ぎに割れを見つけてしまったラジエターカバーの交換。
機会が有れば変えようと用意はしていたけどチャンスが無くて持ち越す事数年。
やっと交換します。
ただ交換してもまた割れてしまうので、ちょっとだけ手を加えました。

ちなみに型番は『19032-MEG-000:グリルラジエター』です。

作るのは割れてた所を補強するパーツ。
0.5mmのアルミ板で作ります。

写真は事前に型取りした型紙。
現物合わせで作ってるので、
全体の正確な数字は測ってません。


型紙のサイズを転写して金切バサミで切り出してます。

切り出したアルミ板に型紙を張り合わせて
折り返しの線と穴の位置を転写して行きます。

型紙はまた使い回してもいい様にマスキングテープで
張り合わせています。


折り返し側に線を引き、表にはポンチで穴の位置をマーキング。
上のセンダーだけ力加減が判らず、マークが大きくなってます。


折り返す面に両面テープを貼り、ラジエターカバーのウラから折り返す様に貼って行きます。
局面に合わせる為に、多少多めに曲げを作りつつ貼り付けるのと、
折り返しの隙間が多くならない様に注意しつつ、曲げて行きました。


内側、外側のカーブに出来るだけ合わせてみました。
全体的には膨れているので両面テープは余り役に立ってません。

折り返してる所からリベット留め開始。
強度を確保する為にワッシャーを入れてます。

下→中→上の順番にアルミ板をカバーに沿わせ
隙間が出来ない様に注意しながら留めて行きました。


リベット完了。
裏側のアルミが多少浮いたものの、まあまあの出来になりました。

この後LLC交換をするついでに、交換のネックになっていた配管を外してカバーを交換する予定でしたが、
長年触ってないホースは張り付いて全く取り外せず、挙句にカバーの片方がもげたので、方針変更しました。


初めてカバーが外されたラジエターには長年の泥,小石,一部タールらしき物まで蓄積。
前輪からの飛び石が当たる所はフィンが潰れてました。

そして苦戦したカバー。左サイドの切り込みはカバーを外す為にニッパーで切った跡ですが、
左下は何が当たったのか大きく欠けてます。
真中や下側で汚れに見える白くなった所も小さな傷の集まりです。
パーツクリーナーで泥等を起こし潰れたフィンをある程度まで起こしました。


純正のゴムマウントに挟み込む方式だと取り付けられないので、カバーを少し加工しました。
両サイドの穴のゴムが乗る所を削ってはめ込み式に変更。
ガタ防止と少しでも抜け難くする為に口の所を若干狭くしてみました。


上はボルト留めなので大丈夫ですが、下側は差し込んでるだけで押さえが利かないので穴を開けて、
タイラップ留めにしました。
そのまま留めるとフレームの塗装が剥がれそうなので黒のテープで養生してから留めてます。
タイラップも手持ちだと長さが足りなかくて買いに行ったので、わざわざ黒を選び目立たなくしました。

タイラップの左右の張りを気にしながら
取り付けて、カバーにある溝に配線を
沿わせたら完成です。

書き忘れてましたが、ホーンも邪魔なので
取り外してました。





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