リフレクターの位置移動



US HONDAで売られているSHADOW 750(USではSHADOW AERO)のリア周りがなんとなくスッキリしているので、
良く見たらリフレクターの場所が違いました。


この写真を見たら判る様にUS版はナンバーの少し上にあります。
これと同じ感じで作ろうと思ったのですが、念のため保安基準を調べた所 以下の様に書かれていました。

第三十八条自動車の後面には、次の基準に適合する後部反射器を備えなければならない。
後部反射器(被けん引自動車に備えるものを除く。)の反射部は、文字及び三角形以外の形であること。
後部反射器は、夜間にその後方百五十メートルの距離から走行用前照灯で照射した場合に
その反射光を照射位置から確認できるものであること。
後部反射器による反射光の色は、赤色であること。
後部反射器は、前項に掲げた性能を損なわないように、かつ、次の基準に適合するように取り付けられなければならない。
二輪自動車、側車付二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備える後部反射器は、
その反射部の中心が地上一・五メートル以下となるように取り付けられていること。
最外側にある後部反射器の反射部は、その最外縁が自動車の最外側から四百ミリメートル以内となるように取り付けられていること。
ただし、二輪自動車並びにカタピラ及びそりを有する軽自動車に備えるものにあつてはその中心が車両中心面上、
側車付二輪自動車の二輪自動車部分に備えるものにあつてはその中心が二輪自動車部分の
中心面上となるように取り付けられていればよい。

この手の情報は国土交通省のHPから見る事が出来るみたいです。
道路運送車両の保安基準を探してください。

上だと読みにくいので要点だけ書くとこんな感じです。

・リフレクターの色は赤色で中心が二輪自動車部分の中心に設置
・夜間に後方150mの距離から走行用前照灯で照射した場合に照射位置から確認できる事
・位置的はリフレクター上縁の高さが地上1.5m以下、下縁の高さが地上0.25m以上

という訳で真ん中に無い時点でUS版はアウトでした。
これ以外のスペースだと、純正の場所かナンバーの上下しか有りません。
幸いライセンス灯とナンバーの間に3cm程の隙間があるので、そこに取り付けて見ます。


買ってきたのはKIJIMAの汎用リフレクター30mmx80mm(840円)とホームセンターでT字のステー(73円)とM4x10mmの皿ネジ(100円)
実物を合わせてみると数ミリ リフレクターが大きいので縁を削る事にしました。


バラして判ったのですが、中って空洞なんですね...
仕方ないので、土台の方をさらに削ってレンズの内側に入れて接着剤でとめました。


接着剤が乾きっかり固定されてから隙間をゼリー状の接着剤で埋めた上で、
剥れてもレンズが落ちない様に周りをテープで巻いて置きました。

これをT字のステーで固定する為の穴をナンバープレートホルダーに開けます。


これも現物合わせで位置を決めました。
皿ネジ用にサグリを入れて多少はネジの頭が飛び出ない様にしています。


固定しました。微妙に歪んでいますが、まあセーフです。
後は 元々あったリフレクターを外して、このナンバープレートホルダーを取り付けたら完成です。

純正のリフレクターを外すだけの予定でしたが、リアカウルの塗装面とシートの金具が当たりそうだったので、
金具の裏に椅子の足に貼る傷防止のフェルトを貼りました。


*純正リフレクターはそこそこしっかりしたテープで止めてあるので、注意して剥がして下さい。

比べて見ました。
右が純正。左が下にリフレクターを持っていった状態です。



リフレクターに貼った赤いテープが貧相なので 後日改良しています。





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