テールランプとライセンスランプを省電力とバルブの丁寿命化が出来るLEDに変えてみました。 LED化にあたり先人に習って自分で作ろうかとも思いましたが、材消費よりも交通費の方が 高くついてしまう事が判明した為、既製品をボトルオンするだけで、どれほど出来るか試しました。 今回使用したのは、M&Hの電球型LED 「L・ビーム」です。 テールランプには、L722RE スーパーワイド配光タイプ ライセンスランプには、L704 12vウェッジタイプ (ホワイト) を使用しました。 メーカーサイトに書かれている消費電力は L722RE→0.2W(0.6W) , L704→0.25W ノーマルの消費電力はテールランプ→5W(21W) , ライセンスランプ→5W と 2つ交換するだけで、約9W(20W)もバッテリーに優しくなります。 *()内はブレーキ点灯時の消費電力 ![]() 交換する時はそれぞれ2つのネジ(28番と23番)を外すだけです。 写真を撮り忘れたのでパーツリストのアップで誤魔化します。 同じ形なのでそのまま交換出来ますが、ライセンスは逆向きでも取り付けられてしまいます。 LEDには向きがあるので、点灯を確認してからカバーを付けて下さい。 これを忘れてなぜ点かないのか10秒程考えてしまった間抜けが一人確実に存在します。 交換後、夜を待って明るさを比較しました。 *写真はフラッシュ無しのAutoモードで撮影します。 *ノーマルは前日に撮影して置いた物です。
写真ではLEDの方が暗く見えますが実際にはもっと直線的で刺さる様な光になっているので、十分な明るさがあります。 取り付け方向がやや下向きなのと光がぼやけない特性が写真の明るさの差につながっていると思います。
バルブを横向きに取り付けなければならない為、テールランプより暗いのではないかと心配したライセンスランプですが、 予想通り暗くなりました。 色も白いので写真では光量不足で約に立ってない様に見えますが、ぎりぎりセーフ程度で照らしています。 ライセンスランプは要改善と思えるので反射板を作り、一番光の強い横向きになっている光を下に持って行きます。 用意したのは0.5mmのアクリル板とアルミテープ。 これに大体の寸法を書いて切り取り、後は現物合わせでイイ感じに仕上げます。 ![]() アクリル板を切り取り 折り曲げる所に線を書いた状態。 ![]() ライセンスランプの内側(特に写真では下側)はメッキされていないので、かなり光が無駄になっていると思われる。 ![]() さっきのアクリル板にアルミテープを張り、折り目を付けます。 余分な所を切り取りながら調節して仮組みするとこんな感じです 初期の段階で採寸を間違えていた為、既に2回作り直しています。 3回目ともなると、切り方,曲げ方もコツが解って10分あればここまで作れる様になりました。 ![]() 実際に仮組みしてバルブとの隙間を確認。 あんまり離すと水平方向しか反射しないし、近づけすぎると反射出来る光量がへってしまいます。 バランスを考えて写真くらいの隙間にしてみました。 ![]() 次にテールランプですが、写真の様にやや下向きに取り付ける様になっています。 向きの変えれそうなLEDを何個か水平に近づく様に曲げてみました。 それからメッキ磨きで反射板を綺麗にしています。 そして夜を待ち改善の結果を確認します。
あんまり変化がありません、この状態よりもブレーキをかけた時の方が明るくなっている様に感じました。
照射範囲と光量が増えています。体感で1.5倍程は明るくなりました。 もう少し角度を調節して、反射率のいいものを使えばかなり改善されそうな気はしますが、 適度な材料が無いのでしばらくはこのままで行きます。 - 追記 -M&H製よりもLEDの多い物を発見しました。大日向製のLEDバルブです。 今まで使っていた物は22個のLEDでしたが、今度のは27個のLEDを使っています。 ただし全てのLEDが正面を向いている訳ではないので、用途によってはM&H製の方が明るい事もあります。 今回 使用したのは「LEDバルブWR (OH-112)」です。
交換方法は前回と同じなので省略して、明るさを比べます。 まじは点灯した状態から。
続いてブレーキを踏んだ状態。
SHADOW750のテールランプの様に斜めに取り付けられていて、バルブが半分以上見える場合はかなり有効でした。 −− 2005/09/28 追記 −−− ![]() M&Hよりウエッジ球タイプで3LEDが発売されていたので交換してみました。
かなり明るくなって青っぽい光ではなくなりました。 |