磐梯吾妻スカイラン 雪の回廊


2006/04/13 東京 - 福島 気合の日帰り

4月8日に開通とニュースに出ていた磐梯吾妻スカイラインへ向けて出発。
時間は只今5時を回った所です。


出発前の写真。
今日は雪も残る所を走る為 持てる防寒フル装備にしてます。
暑かったら脱げばいいしね。
軽く暖気の後まだ薄暗い中、道の空いている打ちに都内を抜けて大泉ICより外環道 → 東北道へと入り、
迷子になる心配が無くなってから 蓮田SAで朝飯にそばを食べました。

とりあえずの予定として決めといたのは2点。
宇都宮市外を抜けるまでは高速道路。
下りたら福島までひたすらR4
天気予報通りの曇り空の下、1時間に1回ペースで休憩をいれつつ移動しました。

道は快適ながらも太陽が昇るまでは薄っすら霧の立ち込める中 時折シールドの水滴を拭いつつ快走。


写真は大谷SAの二輪駐車場。
ここまでバイクは皆無。全く見かけてません。
この後8時前には宇都宮市外を過ぎ、R4に合流しやすそうな西那須塩原ICで高速道路を下りました。

R4に乗ってからも道は快調。
高速道路を使うのが馬鹿らしい程快適に走り、着々と福島に近づきます。

ここでも後々の疲労を考慮しつつ休憩は1時間に1回。
10時を回った休憩では郡山市R4沿いのジャスコでツーリングマップル東北版を買いました。


ここで買っとかないと磐梯吾妻スカイランに入るまでしか関東版の地図がありません。。
駐車場で地図を広げつつスカイラインの反対側を確認すると、帰り道のバリエーションが減ってしまいそう。
出来れば行き帰りの下道は別のルートを通りたいので、二本松市側から行くのは止めて福島市側から行く事に決定。
この辺りのいい加減がソロツーリングの醍醐味。

最終的にスカイライン走れればいいやと面白そうって理由だけで選んだルートは
R4 → P30 → R459 → R115 → P5 → P70
微妙に道に迷いつつもP30,R459はスキーシーズンが終わった道らしく温泉客の車以外ほとんど走らず道は快調。


岳温泉の温泉街を通過し安達太良山を見るとチラチラ雪も見え始めたけど道はドライでした。

道はやや荒れ気味ながらP30からR459→R115へと変わり俄然キレイになりました。
道の駅 つちゆ を過ぎた直後に福島市方向へ曲がった後今日始めてのバイクとすれ違ってます。

現在11時前。
太陽が出てないので気温はやや低めながらも風がないのでそれ程寒くはありません。
道の案内に磐梯吾妻スカイランが出てきたのでそれに従い山の方へ、
途中にあった広域農道の案内に惹かれつつも目的のスカイラインへ進んで行きます。
冷えて来たのはP70の吾妻高原に登り始めて標高が上がって来てからです。

有料道路に着く前も中々な山道で、小さなヘアピンが多いため1,2速がメインになります。


途中の看板にはこんな注意書きもありますが、今の所日陰に雪が残ってる程度です。

スカイラインの入り口手前にはあったか湯と言う日帰り温泉がありましたが残念ながら定休日でした。
駐車場の横からお湯をくみ上げていると思われるパイプが見えます。



料金所で通行料(二輪:1100円)を払いゲートを通った先から路肩に雪が積もってました。
雪といってもシャーベットか氷になってますが...
山に登るにつれて雪の量も増えていき谷間の所では硫黄の匂いもしていました。
実際に回廊になっていた所は山頂の数kmですが貴重な体験をしてきました。


まだ土も見えている程度の積雪。


徐々に路肩の土が見えなくなってきました。


奥にある木の根元も完全に埋ってる状態が続いています。


吾妻八景の1つで天狗の庭と呼ばれているとても見晴らしのよいところです。


ガスの篭りやすい所には注意を促す看板が立てられています。
風の無い状態でも硫黄臭がして川底が黄色くなってました。


スカイライン頂上。標高1707mの浄土平です。
恐らくバイクで来た所のなかで一番標高の高い所じゃないでしょうか。


雪の回廊です。
SHADOWと比べてもらうと高さがよく判ると思います。


別角度からもう1枚。


前後の様子です。下り始めるまでこの道が続いてました。
撮影している間に全く車が通らなかったのですが、来ても退避するスペースはありません。
下り側は時折工事の車とかが通ったりしてたので、景色を見ながらゆっくり走り
トータルで2時間程かけて二本松市側のゲートを通り抜け、分岐のP70に着いたのは13時頃でした。
とりあえず昼飯にありつけそうなコースを考えて選んだのは P70 → R115 で猪苗代湖へ行けば何か食えるだろうと言う安易なルート

でも猪苗代湖へたどり着く前に見つけた蕎麦屋 ふじ田で昼飯としました。

ここのそばはやや太めで、それ程熱くない汁の為 モリモリ食べられました。
写真では伝わり難いですが、国道沿いにポツンとあります。

昼飯が終わって只今 14時過ぎ
行きで5時間以上かかってるのにまだ福島に居ます。
今決めているコースはR115 → R49 → R294 → R4で猪苗代湖を反時計回りに回り、福島から一気に栃木まで移動します。
2時間程で北陸道 白河IC 付近まで来ましたが、天気予報通り空模様が怪しくなり始めP68へ曲がった所で降始めました。
ヤバイと思って速攻で近くのパチンコ屋の駐車場を拝借しカッパ姿へ変身し濡れて困る物をサイドバッグへ入れたら出発。
ここから先はデジカメをしまってるので写真はありません。

夕方とは思えない暗さの中 那須方面へ向かって行きます。
那須の観光地に着くまでは狭まめの道ですが、P30になって暫くしてからは広く開けた道になりました。
P30 → R400 になった時に雨が止んでましたが、相変わらず怪しい空模様。
カッパを脱いで西那須野塩原ICから高速道路に上がったら簡単に着直す事が出来ないので、そのまま行きました。


雨が降ったり止んだりする中 暗くなった道を移動しつつ、晩飯に入った羽生IC。
ここに入る少し前から雨が止み、下り車線の車も濡れてなかったのでカッパは脱ぎました。
後は外環道 大泉ICから都内を抜けて21時に帰宅しました。


移動距離 約679km
移動時間 約16時間




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