奥多摩 (多分)斉木林道


2006/05/08 奥多摩 (多分)斉木林道

今日は中央道 藤野SAが集合場所。
朝は霧雨の怪しい空模様ながらも時間が迫るにつれて回復してきました。


9時少し前。いつもの出発前ではなく今日の集合場所中央道 藤野SAにて。
10分程送れて後輩のトリッカー到着。
GWも終わってるので道は空いているのですが、高速代節約の為大月ICで下りてR20で塩山を目指します。


下道も快調でコースはR20→P38と流れ、勝沼のブドウ畑を通過したら11時過ぎに塩山駅前に到着。
ここでタンクの小さいトリッカーに合わせて1回目の給油タイム。
人間の給油タイムは少し早いのですが、これから行く大菩薩峠を抜けるまでは飯を食う所がないので
コンビニで軽くつまんでからR411へ向かいました。

そして途中の柳沢峠から斉木林道へ...
これが苦労の始まりです。

最初は舗装路がNTTの電波塔入り口まで続き、そこからダートになります。
勘で登り方向へ進むと段々と↓な景色に変わり道が細くなってきます。


*まだ新しいカメラになれていないのでやたら暗くなってますが、ホントは晴天です。

一度三窪高原の頂上らしい所へ出てからより林道らしい道を進んで行きました。
そして5分後。


こんな道になってました。
写真の手前側(下の写真だと左側)はコケると下の川まで転落出来そうな見事な崖です。



この先も小川が流れてヌタヌタになった所や、人がしゃがんで通れる倒木の下を抜けていきました。
ちなみにこの時はなんて名前の林道を通っているか解かってません。
それでもバイクが通った跡らしき物があったので進みます。
道も細いのでほとんど1速で進む事 およそ40分。


開けた場所に出てきました。
この段階でかなり汗だくです。
ぱっと見は休憩しやすそうな所ですがかなり虫が多く、
とてもじゃないけど落ち着けないので写真だけ撮って出発したさらに5分後


さっきの所よりも開けた所にでました。
しかも朽ちた車もあります。
跡から調べるとここは斉木林道みたいです。
正面はかなり傾斜の急な坂になっていて、左右に下る道があります。

左の案内板には雁坂とあり、左には白沢峠。
ツーリングマップルでは雁坂が近そうなので行こうとしましたが、すぐに倒木があり行けませんでした。
それじゃあと右側へ。
出だしは今までと同じ感じの道でしたが、つづら折りの道となり
土と落ち葉でかなり柔らかくて滑る道に変わってました。
さらに折り返しの高低差は大きくなり、
トリッカーがフルロックで出来る旋回よりきつい曲がりになってしまいました。
曲がれなくなると1台づづ二人ががりで押しながら進んでいる中トリッカー転倒。


この写真では判り辛いと思いますが、シフトレバーが真下を向いてます。
しかも車載工具すら入れてない間抜けっぷりに呆れながらシェルパの工具を貸してました。
余談ですが、トリッカーのシフトレバーに山は切ってなくてネジの締め付けだけで固定されてました。
上下方向に無理な力が加わった時は折れる前に回るみたいです。
今回はこのおかげでネジを緩めて角度を直し締めるだけで済みました。

一件落着して2、3個つづら折りを抜けると この道も倒木で通行止めとなっていたので、落胆しつつ引き返しました。
結局力尽きながら来た道を引き返し、R411へ辿り着いたのが14時半。
3時間近くも走っていた事になります。
(実際は2時間程つづら折りで苦戦してましたが...)

まともな道に戻ってからは走りやすさも手伝ってハイペースです。
1回の給油休憩と、奥多摩周遊道路に出ていた屋台で飯食っても
P18→P33と通り18時半には上野原経由 中央道で帰ってきました。
途中 周遊道路からは霧雨に降られながらでしたが、家につく頃には気にならない程度の小降りでした。
林道は腕力と握力がかなり必要と感じたツーリングでした。
次回の林道はもうちょっとバイクにはメジャーで走りやすい所を目指します。


総移動距離 262km
総移動時間 10時間半




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