ハンドガードエクステンション




Tenereの純正ハンドガードは樹脂製で
上下には幅が無い作りをしてます。

今まで役に立った場面は突然の雨でも
手首から先が濡れにくくなる事。
何か無いかと調べたらやはり有りました。

ハンドガードエクステンション。
メーターフィルムと同じくP&A Internationalです。
(型番:PA3021)

説明書はちゃんと日本語でした。


まず宛がってみます。純正のハンドガードと同形の物を内側に取り付ける形になります。
何となく感じていた事ですが微妙に形や反りが違って丁度収まるって感じではありません。


もう1点不満はバーエンドのカラー。

バーエンドに窪みがありカラーを入れて
面一になる作りですがエクステンションの
穴はボルトのサイズ。

取り説ではカラーは外側に使えとなってるけど
それだとしっかり固定出来ないので、穴を
14mmに拡張しました。


両面テープは付属してるけど、この手のテープは
強度が無いので信頼の3Mを使います。

取り付けたらガードより内側に反ってるので
クランプで挟んで固定。

少しでも形が合えばと思いドライヤーで
暖めてみました。

ヒートガンもあるけど溶けそうなので
マイルドな方を使いました。


翌日ほぼ24時間経ちました。クランプを外すと既に端が浮いてます。
テスト走行したら振動で剥がれて来ます。片方は両面のテープ部分が完全に剥がれました。

こんな時の為に樹脂製のリベットが付属してるのですが、強度に不安を感じるサイズです。

どうせ加工するならとアルミのボルト、ナットと
スペーサーを買って来ました。

DRC製で それぞれの型番です。

M6 16mm アルミボルト (D58-52-116)
タイプ2スペーサー (D58-57-211)
M6アルミナット (D58-53-101)

全て青のアルマイトです。


スペーサーを宛がいバランスを見ながら穴の位置を決めてます。
納得いく場所に印をしたら、反対側に鏡写しで印をしました。


失敗は許されないので1穴づつ慎重に。

バーエンドの穴をペンで合わせつつ
ガードとエクステンションの収まりがいい所を
クランプで固定してまず1穴。

今度はボルトを通して加工中にずれない様
注意しつつ2つ目の穴を開けました。

これでボルト穴2つとバーエンド穴の位置が
バッチリです。


仮合わせした時にガードとエクステンションの間に1mm程の隙間があったので、
穴の所にスポンジの両面テープを張ることにしました。何かのパーツに付いて来てた余りです。

アルミのボルトナットは余り強く締めれないのでネジロックを塗ってます。
これで片方が完成。もう1回 同じ事をやるけど省略します。


と言う訳で、取り付けてテスト走行。

流れの速い道や、少しアスファルトの荒れた道を選んで走りましたが、ガタやビビリは感じません。
流れに乗って走ってる時は手の甲に当たる風が体感出来るほど減りました。

短時間のテスト走行ですが、これでOKにします。



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