キャンプ用 大型リアキャリア




近々本来の目的であるキャンプに使うので
必要な物を全部搭載できる大きさのキャリアを
作ります。

使うのはアルミの角パイプ、L型アングル等。
とりあえずベースとなる四角を作ります。

今回メインの固定方法がリベットになる為、
ホームセンターを数件回って丁度良いサイズの
コーナークランプを買ってきました。

乗せる箱とかは決めたけど、それ以外は
ざっくりとしか方針が決まってないので
とりあえず四方+中に2本入れて目の字
を作りました。

ここから縦置きか横置きかで追加の
角パイプが入るか変わって来ます。

眺めていても埒があかないので
テープで仮組みしてみました。


まず縦置き。
人が座れるギリギリまで前に寄せてもテールランプは完全に隠れてます。
キャリアにもう1つテールランプを追加しないと現実的じゃ無い。


続いて横置き。
テールランプ、ウインカー共にギリで見えます。
もう少し補強を入れればこっちの方が現実的な気がする。

とりあえず材料も無くなったし、良い時間なので今日はここまで。
後日 どっちにするか決めてからいる物を買い足して続きをやります。

-- 2018/05/20 追記 --


懸念していた横幅もハンドルより狭かったので横置きにしました。
このままだとキャリアに乗せる位置が合わないので真ん中にを角パイプ1本追加します。

* カタログ上の全幅は850mmに対してキャリアの横幅は762mmになってます。(2018/06/02 追記)


固定に使うキャリアとグラブバーを共締めしている
キャップボルトはシートを外さないと
工具が入らないので普通のボルトに変更します。

ステーを挟む分だけ長くした方がいいので、
長いボルトで一番締めこんだ深さを計測。
24mmまで入ります。(純正キャップボルトは15mm)

他の材料を買出しに行くついでにM8 20mmのを
買ってきました。これで上からメガネやスパナを
入れて緩める事が出来ます。

横がL型のアングルだけでは心許ないので
アルミチャンネルで裏から補強します。

とりあえず両サイドだけ補強。
様子をみて多分追加するでしょう。

元からあるキャリアとの兼ね合いを見ながら
なので固定出来る様になってから考えます。


キャリアと共締めするパーツを作成。
この部分は使わない時の収納を考えて分離出来る様にします。

ベースからボルトの上部までが74mmなので、微調整出来る余裕を持たせた所を中心にしてにM8の
ボルトが通る穴をあけ、上から差し込める様にしてます。

ベースに接する方は元有る穴を使ってM4のボルトでとめる予定なので穴を拡張しておきました。
ここのパーツは鉄にメッキなので加工した所には錆止め塗料を塗ってます。

塗料が乾くまで放置するので放置するので今日はここまで。

-- 2018/05/23 追記 --


先日塗装まで済ませたパーツを付けます。

元からあった穴を使ってネジ留めですが、
このままだとナッターの高さ分飛び出して
面で押さえる事が出来ないので、同じ厚みの
スペーサーを作りました。

これは取り外すパーツでは無いので、
接着剤で固定。
乾くまでボルト留めして押さえておきます。


アルミのチャンネルでキャリアの裏から押さえるパーツを作成。

中3本の内、一番後ろだけキャリアに重ならない為、角パイプを使って嵩上げしました。
溶接が出来ないので両端を斜めに切ってリベット留め。苦肉の策です。


ボルト留め出来る様にナッターで ねじ山作成。
キャリアにある荷掛けフックをかわす様に位置決めしたら こんな感じになりました。


いよいよ 箱を載せる部分を作成。

箱を載せた実寸で印をして、L型アングルで四方に滑らない様ストッパー作成。
中心にフラットバーを取り付け、ロープを取り付ける為のアイボルト取り付け。
アイボルトは余程の事が無いと取り外さないので、ネジロックを塗っておきました。

片側に2ヶ所づつ荷掛けフックの取り付け。

ここは何となく強度が心配なので
実際に使ってダメだったら補強を入れます。

ちなみに取り付けたフックは「コートフック」と言う
商品名で壁等に衣類掛けを付ける為の商品です。


と言うわけで、一応形になりました。

作ってる時は今週の内に使える様にするつもりで、取り急ぎ作ってましたが、後日予定が1週間伸びたので、
実際にRaidに組み付けて干渉する所が無いかチェックしたり、他に保護用のゴムシートを張ったり、
材料不足でやらなかった補強を入れたりする予定なのでもう少し続きます。

-- 2018/06/02 追記 --


キャリアに当たる所へ印してゴムシートを貼りました。
以前はシールタイプが売っていたのですが、近所のホームセンターで見なくなったので両面テープ貼りです。


アルミのチャンネルを使って裏側に補強を入れました。
1mの物しか無かったので半分に切って出来る限り対角線に入れてます。

表側はアルミバーを入れました。こちらは長さに余裕があったので、しっかりと対角線に入れてます。
裏表でクロスする様に入れたので捻れにも強くなったハズです。


予想通りと言うか、フックの所が弱かったので
補強します。

アルミバーで2種類のパーツを作り小さい方で
段差を埋める形で先に固定し、大きい方を使って
4箇所で固定。

L型だけで固定して手で引っ張るだけで
動いていたのが、しっかりと固定されました。

面倒だけど残り3ヶ所もやり直します。


これまた別の日。
実際に組み付けて微調整しました。

下から固定するパーツと車体が当たる箇所を
削ってかわし、工具が入らず本締め出来ない
一番手前のネジ穴の所に切りかきを入れました。

これにより首の角度を変えれるギアレンチなら
使える様になりました。

全部のネジを本締めして組み付け完了。

折角なんで空の箱を積んで用意して置いた
細引きを必要な長さに切り分けました。

10mの物を買って余りが40cm程だったので
単純に4等分しても良かったかなと思ってます。

後は実際に使い、箱を積んだ写真と感想を
追記したいと思います。

-- 2018/08/15 追記 --


天候等により予定が数回流れ、8月にやっと実践投入出来ました。
今回積んでる荷物の重量は途中で買う食糧を含め約30kg。
サスも沈んで普段は母指球辺りまでしか着かないのに踵までべったり着きます。

いざ取り回し、走り出すと、高い位置に重い物を置いている為 普段の感覚で倒すと
予想以上に内側に切れ込もうとして焦ります。
走り出すと普通に走れるけど、止まるときは制動距離と荷物分の加重移動に注意が必要。
山道での九十九折なんかは先に書いた通り過剰に切れ込もうとするので注意が必要になります。

と言う訳で次回使う時はリアサスの設定をを1つ硬めにしてみます。

--- 2019/05/16 追記 ---


去年の箱大2個+箱小1個の仕様から、箱代1個+箱小1個+クーラボックスに変えた時には
気づいてたけど今年の当日乗せるまで忘れていた事があります。

写真右の様に箱大と箱小では長さが違う為、前後のストッパーが役に立ちません。
予算も無いので出来るだけ在庫を使い安く仕上げます。


箱のサイズは実測で大481mm、小435mmなので46mmのスペーサーが必要になります。
端材の在庫から30mmのアルミの角パイプを見つけたので後16mm必要。
ホームセンターで15mmの角パイプだけを追加で買って来ました。

30mmの端材は両端を整えただけ。15mmはきちんと測って切りました。

キャリアのストッパーと角パイプ合計6箇所の同じ場所に穴を空ける必要があるので、
簡単に紙でジグとさえ呼べない物を作成。


M4のネジを使うので、キャリアのストッパーには4.5mmの穴。
角パイプはナッターでM4のネジ山を作成。

微妙に穴の位置がずれて上下が出来たっぽいのでマジックで上下だけ判る様に書いときました。

取り付けて完成。

写真だと右側にスペーサーを付けてますが、
左右どちらでも付けれるので荷物によって
レイアウトの変更が可能です。

その内 実践投入して何かあれば追記します。





のりもの の ぺーじYAMAHA TTR250R Raid > キャンプ用 大型リアキャリア