着脱式グリップヒーター



* 今回は本来取り説に書かれてる結束バンドの固定をあえて行ってません。
* こんな使い方思いついたけどどう?って提案です。
* なので真似して何かあっても一切保障は出来ません。


youtube見ててたまたま目についたOPMIND汎用グリップヒーター (型番:L1202)
中身はグリップヒーター本体と取り説、結束バンド。
*20年10月終りの時点で楽天在庫切れ、アマゾン若干値上がり中。

電源がUSBで色々な車種に簡単に付くのが売りですが、これを見てふと考えました。
「モバイルバッテリー使ったらRaidとカブ使い回し出来るんじゃね?」

動作条件を確認したらDC 5V,2.1Aと書かれてたので、一昔前に一般的だった
1A出力しか無いバッテリーじゃないなら問題なく使えます。


試しにRaidに付けて見ました。配線がギリギリっぽいけどもう少しだけ左右に広げれます。
確か100均で買ったと思われるスマホケースにバッテリーを入れて、ミラーに固定。

本当ならグリップとヒーターを結束バンドで固定するのですが、あえてやってません。


試しにカブにも装着。バッテリーはハンドルガードに取り付けました。
こちらはハンドル幅が狭いので問題なし。

常設はしてないので、使う機会があるとしたら半日以上のツーリングに出かける時だと思います。

--- 2021/01/12 追記 ---

初日の出でカブにグリップヒーター+モバイルバッテリーで走ったら寒さの為に
激しくバッテリーは減りました。
ケースに入れる等対策してたら別ですが、10000mahのバッテリーだと2時間持てば良い感じです。
なので この際と思い、冬季限定でRaidに常設してみました。

取り付けは簡単。
グリップに被せるだけ。

邪魔にならない様に配線を通してタイラップで固定。

なので片側2ヶ所。
矢印の所を固定しました。

グリップエンドは回り止めなので堅めに締めてます。

止めの部分が出っ張ってるので、小指の邪魔に
ならない下側の位置にするのがコツです。


他でUSBを使う時は配線を束ねるヤツでハンドルに固定。
グリップヒーターで使う時だけ差す感じです。
常時点灯してるライトはヘッドライト以外LED化してるので多分大丈夫でしょう。

先日試しに昼間軽く雪が舞う昼間に買い物に行って見ました。
比較対象はVersysに付けているKijimaのグリップヒーターです。

まず温かくなるでに多少時間がかかります。
一番温かくなってもKijimaの5段階中の3程度なのはテールランプの配線から取ったからなのか?
本来の性能なのか?
初日の出のモバイルバッテリーで動かした時はもう少し暖かかった気がします。

次に形の都合で指先しか(付け方次第で掌だけ)温かくなりませんが、十分冷えは防げます。

最後は使用感。
当然グリップは太くなるので手の小さい人は操作に影響が出る場合があります。
固定もタイラップだけなので普通のグリップヒーターに比べると一体感は有りません。

手軽に試せるのはメリットだと思うので興味のある人はどうぞ。

--- 2021/01/23 追記 ---

実際どの程度電力を使ってるか気になったので
USBの消費電力を調べてみました。

使ったのはジイエクサ USB 電流 電圧 チェッカー
(型番 : GA-024B)
1000円程度で買える物です。

たまたまコレを買ったけど他にも
USB 電流 電圧で探したら色々出てきます。


早速消費電力をチェック。1枚目のOFF状態だとキーオンで5V。使ってないので当然0Aです。
アイドリングが安定するまで少し暖気してます。

続いて青 (弱 5W)。 4.8〜5V、0.5〜1.8Aを使用。
加熱が終わっても目まぐるしく消費電力が変わってるので、相当こまめに省電力してます。


緑 (中 7.5W)。 4.9〜5V、0.7〜2.0Aを使用。
こちらも消費電力は こまめに変わり省電力してる感じです。

赤 (強 10W)。 4.9〜5V、1.7〜2.1Aを使用。
当然ですが一番電気を使ってます。温度が安定しても2A付近を行き来してました。

ロスの多そうなテールランプから分岐した配線でも無事に2A出てる事が判りました。
取り説にも2.1AのUSBポートへ接続と書いてたので本来の性能は出てると思います。

--- 2021/11/27 追記 ---

自分用メモ

今年の取り付けで左右迷った結果 クラッチ側に短い線側を取り付け。
結果としてUSBへ挿す時の撮り回しが悪かった為、次回はアクセル側に
短い線側を取り付ける。

配線は必要以上に後ろに隠すと取り回しが悪くなる。



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