グラブバー修理



GIVIのサイドパニヤのステーを外す際、グラブバーのカバーは純正の物を使い回しなので、
付け直す必要があったのですが、左右1ヶ所づつネジが空回りして外れなくなってました。
とりあえず壊さず分解は出来たので使える様に直します。


左の写真が正常な状態。
樹脂のカバーにネジを切った金属のパーツが入っています。
右のピンボケ写真は力技で引き抜いたネジです。
金色の部分がアンカーになっていて抜けない筈なのですが、作る際にオーバートルクで閉めこんだ為、
アンカーが噛みこむ力よりも緩める為に回す力の方が勝り、ネジと一緒に回っていました。

使えないアンカーの代わりにM5の鬼目ナットを
買ってきて、元の穴をギリギリ入る9.5mmに
ドリルで拡張しました。

パテも使うので引っかかる様に内側をヤスリで
荒らしてます。


鬼目ナットと樹脂パーツの間にワッシャーを入れた状態で位置がずれない程度に軽く組み、
まわりにパテを付けてからカバーを元あった様に組み付けます。


押し込んだらネジを外してカバーを分解します。
余ってはみ出たパテを取り除き、下にある空間に余ったパテを全部詰めておきました。
再度カバーを組み立てネジを締め、ネジ穴の位置が変わらない様にした状態で、
完全に硬化するまで約12時間放置して完成。* 実際は気温が低かったので、倍の24時間放置しました。
パテはタミヤのエポキシパテ(高密度タイプ)を使いました。

一応固まったのでこのまま使ってます。強度については知りません。



のりもの の ぺーじversys > グラブバー修理