10年以上前。ブレーキを使った珍しいロックを発見した。名前は「グリップロック」。 それまでのディスクに鍵を挟むのでは無く、ブレーキを握った状態をロックする事で 前輪とアクセルを使えなくするタイプだった。 一番目立つアクセルに本体があるので、それまでにあった外し忘れによる車体へのダメージも 回避しやすく持ち運びもしやすい、良い事だらけの物だった。 ネットの記事でで新商品として見つけた次の休みには、近所のバイク用品店を3件回るも 発見出来ず仕方なくネットで買った。 しかし思ったより日の目を見なかったのは、SHADOWのレバーを社外のワイドレバーに変え、 厚みが増してしまった為、レバーを挟めなくなったからである。 付き日は流れ、V-MAXに乗り始めてからは北海道で活躍してくれた。 場所を取らないのでリアボックスに気軽に入れて持ち運べ、ポール等へ繋ぐワイヤーと併用する事で、 主に街中での宿泊時に役立ってくれた。 時期北海道マシーンであるVersysにも使うつもりだったが、 今回は別の理由で事前に使用可能か調べておく必要があったので確認してみた。 嫌な予感的中。 グリップの径とかレバーとの間隔なんて話じゃなく、ナックルガードが邪魔して鍵が外せない。 鍵をさした状態だとストロークが足りず閂が最後まで抜け切らない。 しかも鍵は外す時だけ使えばOKなので、うっかりロックしよう物ならナックルガードを分解する事になる。 ナックルガード装着のVersysでは使い物にならない事は良くわかりました。 とは言え何かしらのロックは用意しておきたいので、探したらあっさり見つけました類似品。
このタイプのロックを考えている人は、グリップの径、レバーとの距離、レバーの厚み等の適合条件 だけでなく、将来ナックルガードを付ける予定があるかも考えて買った方がいいと思います。 |