前回作った物で何回か走って見ましたが、停車時の状態での視認性は良くても、 走行時、特に走り始めの低速だとかなりナビが振れている事が判りました。 ブレースバーのクランプ→マウントバー → ナビのマウント用ジョイント → ナビのマウントの構成なので、 重心がバーから離れすぎて特定のリズムでは大きく振れるのではないかと推測。 今回はバーに近く、稼動部分の少ない物を作って見ました。
ナビへの接続部だけはどうしようも無いのでバイク用品店で売ってた TECHMOUNTのNAV-Uホルダー(型番:TM-QGK10)を買ってきました。 これ1個で今回使うイレクターパイプ一式の約5倍する高級部品です。 NAV-Uホルダーをパイプにつける為のジョイントが右のJ-46と言うジョイントです。 このパーツを見つけたから今回の材料をイレクターパイプに決めたと言い切れるパーツです。 TECHMOUNTシリーズに付ける為のマウント必要無いのでは切り取ってまっ平らにしてやります。 ニッパーで切ってヤスリがけするだけで簡単に出来ました。 J-46もヤスリで接着面を荒らしてから念のため脱脂し接着。使ったのは3Mのプレミアゴールドです。 余談ですがNAV-Uホルダーは上下が決まっていて、3つ穴がある方が上になります。 バーの高さの調整。 J-113Aを15mm程切り、現物合わせで微調整しておきます。 左右の足の長さが揃う様に調整して完成。 長いと振動が出やすいと思い、ライザーの高さギリギリまで下げました。 クランプの挟む隙間とJ-113Aの厚みがかなり違うので調整します。 現状 クランプの隙間が6.4mm、J-113Aの厚みが2.5mmなので4mm調整します。 アルミのフラットバーが2mmなので端材から切り出しました。 内側に来る方が横幅が少し細く、全長は長くなってます。 これも脱脂しプレミアゴールドで接着。位置がずれない様に洗濯ばさみで固定して乾くまで放置です。 と、ここまでやってパーツは全部接着剤の乾燥待ちになりました。 冬場なので長めに乾燥させるつもりなので、続きはまた後日やります。 −− 2015/02/17 続き −− ジョイントに接着剤塗って乾くの待つだけの簡単な作業なので、平日の内に済ませておきます。 両端パイプの端っこギリギリに来る位置にジョイントをセット。 ジョイントの足の所が水平で揃う様に平らな所で重石を置いて放置しておきました。 やる事は単純ですが、完成までもう少しかかります。 −− 2015/03/04 までの続き −− NAV-Uホルダーの接着剤も乾いたので、ジョイントJ-46に元々空いていた穴を使い補強の皿ネジ。 穴はM4だけどホルダーの厚みの関係からM3の皿ネジを使って隙間が出来た所はパテで埋めてます。 上下2箇所を止めて完了。 バーの方も接着剤が乾いてるのでクランプのボルトを通す穴を空けて仮組みしました。 予定よりもライザーギリギリでいい感じになってます。 仮組みは出来るので、見やすい角度を探して固定する位置を決めました。 ロガーの固定は両面テープとタイラップなので、今日接着するのはホルダーだけになります。 接着したら暫く触れなくなるので、先に補強のリベットを打っときます。 穴を開けて締めるだけなので、両端やっても数分で完了。 クランプの穴が少し長穴になってるのはハンドルの角度分予定より内側になったからです。 ホルダーの固定位置は決まってるので接着します。 左右はバーの左いっぱい。上下はテープの位置がテストして一番視認性のいい角度でした。 多少の微調整はバーの角度で出来るので接着して乾くまで放置します。 連続で書いてますが、実際は数日放置しました。 今日はやる事が簡単なので、仕事後にチャチャっとやってしまいます。 まずはロガーのホルダーを固定。 ホルダーの時と同様に位置は決まってるので、厚めの両面テープで貼って、タイラップで固定。 今まで全てこの方法で固定してますが、振動で角度が変わった事は一度もありません。 こちらも補強でリベットを打っときました。 そしてタッチペンを固定する為のマジックテープを貼り付けて99%完成。 最後の仕上げはナッターを借りないといけないのでもう少しだけ続きます。 −− 2015/03/09 以降の続き これで完成 −− * 結構長くなったので写真は少なめにしたいと思います。 今日はナッターを借りたので続きを行きます。 M4のネジ穴を付けようとした時の下穴は6mmでした。後はナッターでカシメるだけ。 厚さ2mm程のパイプにネジ穴が付きました。 100均で買ったタッチペンとカールコードを合体させた物が付くので、信号待ち等の短時間に グローブを外す事無くナビの縮尺変更等の操作を正確に行えます。 最後は見た目のエンドキャップを付けて完成です。 リベットが飛び出している部分だけは切り欠きました。両端取り付けて完成。 結構しっかり付いたので今回は接着剤を使ってません。 完成は仮組の通りとなったので省略します。 −− レビュー −− そずり鍋ツーリングまでには使うのに問題ないレベルまで出来ていたので、一日走った分のレビューです。 まず振動。 今まで一番剛性があるマウントが出来ました。どの回転数でも振動で画面がブレる事は皆無。 チラ見で今までよりも正確に見る事が出来ます。 画面の向き。 太陽が反射して見づらい時もありましたが、概ね良好。 若干ながら角度は微調整出来るので、今まで以下の視認性になる事は無いと思います。 操作感。 これはナビでは無くロガーの操作。 ロガーの電源を切る時は本体横にあるボタンを長押ししてメニューを出し電源OFFを選択します。 ONの時も同様に横のボタンを長押しするので、その動作はロガーを摘む様な形になります。 ナビとの隙間が小さいと押し辛いのですが、全く問題ありませんでした。 気になった点。 5000〜6000回転付近でナビの周りらしき所からビビリ音が出ているかも知れません。 後日マウントを外し収まる様であればクランプで使っているゴムの緩衝材を調整します。 −− 2016/05/31 追記 −−
−− 2016/08/12 追記 −− タッチペンを置く位置を右に変更したらキーを抜き差しする時にすごく邪魔になりました。 大抵袖を引っ掛けて落脱するので、もう少し短くします。 100均のタッチペンなので、こんな感じかなと良さげな所で切りました。 予定外だったのは中が空洞になっていた事。コードを通す穴をあける予定でしたが、変更します。 余ったネジを入れてる中に割りピンのいいサイズがあったのでコレを使います。 抜けにくい様に少しだけ足を広げて、タミヤのパテと一緒に穴に詰め込みました。 一日放置してパテが固まったのでコードと連結。 写真のサイズも角度も違うので余り参考にならないけど、2/3程短くなってます。 |