ナイトロン取り付け



走行距離の半分以上が過積載のロングツーリングの為、それなりにヘタってきた純正サスから
社外品へ交換する準備 (主に予算) を去年の10月から始めてました。

現在は納車時からプリロードを2あげた、上から2番目の状態なのに足つきは納車時と同じです。
よってパニヤを付けたらリア下がりでハイビーム状態になります。


数少ないversys用のサスの内、選んだのはNITRON
型番はNTBKK26S-TQ(後ろ2文字がバネの色らしいです。TQ=ターコイズ)

商品説明に受注清算(納期 3〜4週間)と書かれてたので先読み注文したら2週間程で届いてしまいました。
注文した時は楽天 webikeでも注文出来たけど、3/22時点では出てきません。
また後々出てくるかもしれないので、一応NTBKK26Sのリンク載せてみます

開封して中身を確認。
リアサス本体。アジャスター用のレンチ。
取り説とステッカー4枚。

開封時の設定。
プリロード 17mm。
リバウンンドアジャスター8/16番目。
(+側に締めこんでから8戻しでした。)

ハイトアジャスターはボルト穴の
内側同志で 285mm 。(純正と同じ)
納品時が一番低い状態なので足つき
改善には使えません。

ステップ上のカバーとプーチのリアフェンダーを
外して置きます。

車体が安定した状態で矢印のボルト、ナットを
あらかじめ緩めて置いてから、に前輪を固定し
車体を垂直にした状態でステップ下に
ジャッキをかまして、リアサスにかかる荷重を
なくしてやると一人でも交換出来ます。

ジャッキでスイングアームを絶妙な高さに
調整してやると、矢印のボルト、ナット2ヶ所は
力もいらずスルッと抜けてくれます。



ギリギリ行けるかと思ってやって見たたけどスイングアーム側のボルトが、タンデムステップの
フレームに当たってしまい抜く事が出来きません。

せめて後 7mm外側に行ってくれたら、ボルトを抜く事は出来なくてもリアサスは外せるのですが、
駄目な物はしかたありません。

ステップ側のキャップボルトを緩め、シートした側2箇所のキャップボルトは外してかわす事が出来ました。
*ステップのブランケットは他に 2ヶ所ボルト止めしてるので大丈夫と判断してやりました。


無事摘出完了。
念の為にフレーム側、スイングアーム側の厚みを計り純正サスとNITRONが同じ事も確認。
当然カラー等は不要です。

折角なので普段手の入らない所を軽く掃除して置きました。

純正のリアサスは後日 綺麗に掃除してから、錆止めを期待したシリコンスプレーで拭きあげて
新聞紙にくるんで保管してます。


ここまで来たら逆の手順でNITRONサスを取り付け、タンデムステップのフレームや外装を付けたら完成。
鮮やかなバネがしっかりと主張してくれてます。 これならステッカーは貼らなくても良さそう。

一応足つきを確認したけど、体感的には純正と変わらず。
先程まで付いてた純正サスならプリロード上から2番目と同等の硬さになってると判断しました。

翌日 慣らし開始。

とりあえず1回給油 (約300km) までは
設定を変えずに走ってみます。

鷲羽山を流して純正と比べた感じとしては
路面の段差を踏んだ時のストローク量がちょっと
少なくて硬め。 (スイングアームの動きが小さい?)
それでも跳ねる感じはしない。

気持ちの問題だと思うけど、寝かし込みが
滑らかに出来きてる気がする。

この程度しか体感出来ませんでした。

-- 設定のメモ --
* リバウンンドアジャスタは+に一番締めこんだ状態が1とする。

パニヤ無し
2020/03/22 プリロード 17mm。 リバウンンドアジャスター8番目。慣らし開始。
2020/04/17 プリロード 17mm。 リバウンンドアジャスター10番目。37342km。
2020/04/27 プリロード 13mm。 リバウンンドアジャスター10番目。37348km。
2020/05/22 プリロード 15mm。 リバウンンドアジャスター12番目。37500km。

パニヤ有り
2020/08/16 プリロード 22mm。 リバウンンドアジャスター12番目。38200km。
2020/09/17 プリロード 22mm。 リバウンンドアジャスター16番目。40600km。



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