シートポジション調整




過去のバイクは座っていて前にずれて行く事が無かったのですが、Versysはシートがフラットでは無く、
前に傾いてるので座ってると、だんだんタンクと股間が近づいて来ます。
乗ってると中のスポンジが柔らかくなり、いい感じになるかと1万キロ程我慢して乗ってましたが変わらず。

水平規を当ててもご覧の通りシート中央から後方に向けて大きく上がってます。
長時間乗りやすい姿勢を維持する為に過剰ににニーグリップしてるのも疲れるのでフラットに近づけます。

下調べして用意した道具はタジマのアラカン
一番手に入りやすい平刃でやります。

チーズのおろし金の様な感じで削りカスが
逃げるので目詰まりしないヤスリです。

他にはサンダーで一気にしてる人とか
パン切り包丁でやってる人とか居たけど
とっつき易さと仕上がりでコレにしました。


中身のスポンジを削るので表皮を外していきます。
当然タッカーと針の在庫は確認済み。

今回はタンデムシートを触る予定は無いので2/3程 止めれる針を外せばいいのですが、
これでもかと打ち込んでます。


−ドライバーで浮かせてペンチで抜く作業をひたすら行いタンデムとの境目までやってきました。
ここでシートの表皮をめくってバイクへ取り付け、実際に削る場所をマークします。
囲んだ内側に斜線を入れてるのは削った目安にする為です。


主にシート後方を多く削る様に意識して20分程やってみました。
これだけ見てもそれ程違いは感じないけど、多い所だと5mm以上削ってます。

削って座ってを何回か繰り返して
良さそうな感じになったので
表皮を元に戻します。

タッカーは何回かやった事があるので
引っ張りながらシワが出来ない様に
注意しながら貼っていきました。


写真で見ると全くと言っていい程違いが判りません。
良く見るとタンデムとの段差が大きくなってる程度です。

違いを見る為に1時間程買い物に行って来ました。


テストした結果はご覧の通り。
前よりマシになったけど、手間をかけた程の結果は来ませんでした。

1時間程休憩を入れてから再開してます。
流石に手馴れて来たので前回よりスムーズに作業してます。


もう1回やり直す気は無いので、やり過ぎじゃね?って程削りました。
貼りなおした表皮も中央辺りはスポンジに沿わず浮いてます。

それではテストと行きたい所ですが、もう日も落ちて面倒になったので次の休みにテストします。

--- 2016/07/24 追記 ---

買い物のついでに走って着ました。
それなりに削っただけあって、いい感じですがメッシューシートカバーのせいなのか
まだ少しだけポジションが前にすれて来ます。

て事で午後からはリアサズを1段柔らかくして走ってみました。
実はサスの調整は買って以来初めてなのですが、気持ち足つきが良くなった程度しか
かわりませんでした。

これ以上触るのも手間なのでこれでOKにして置きます。



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