RVボックス & ベース



ロングツーリングに向けて大量に荷物を運ぶ為の準備です。
雑記にもさらっと書きましたが「しっかり固定」「あっさり着脱」を目指して作りました。

今回使うのは今まで使っていた防水バッグではなく、ホームセンター等でも売ってるRVボックス。
その中でもアイリスのHDBOX 600Dを選びました。
決め手は容量と、蓋がヒンジになっている事です。(簡単に外す事も出来ます。)


取り付けるイメージはこんな感じで、容量も一番体積の大きいテントをいれてもかなり余裕があります。
まずは箱を安定して固定する為のベースを作ります。

箱の裏側のサイズを測ってから
ホームセンターで材料を買ってきました。

素材は桐。
売ってたサイズと値段がいい感じだったので
選びました。後、合板に比べて軽いです。

箱の横幅に合わせて切るだけで良かったので、
さくっと箱がずれない為のストッパーを
作っていきます。

鉛筆書きなんで見えにくいけど、箱の凹凸を
考慮して位置を決めています。


ビスを打つ下穴を開けてからストッパーになる気をボンドで接着。
ボンドが固まるまでは重しを乗せてしばらく放置しておくのでやたら日数がかかってます。

3方向だけなのは経験上、一番ずれ易いブレーキ時に寄って来るストッパー必須の前側と、
曲がる時に動くかもしれない左右を保険で付けました。
加速時に後方へ動く事は余りないのでスペースの都合上省略してます。

数日放置してたので隙を見て作業再開。

今回は裏側。キャリア側にもストッパーを
取り付け前後にずれるのを防止するのと、
固定中にベースが滑り落ちない為の物です。

前回ビス穴を開けた所は既にビスの打ち込みが、
完了しています。


取り付けは前回同様ボンドで貼り付け、乾くのを待ってからビスの打ち込みです。
なので、この2枚の写真を撮った日は数日空いています。


やっと箱を固定する為の金具を取り付けます。

上側はワッシャーだけですが、下側には鉄のプレートを付けて固定しています。
コレを4箇所。またしても箱の凹凸を考慮した場所に取り付けて行きます。

完成したら塗装です。
ウッドデッキ用の塗料で、防水,防腐機能がある物を塗ります。
*正しくは木に染み込ませるみたいなので、数回重ね塗りが必要です。


塗料の乾燥待ちをしている間に箱側の金具を作ります。
確かこんな感じの金具を売ってた気がしたのですが、見当たらなかったので、
楕円のリングとアルミ板で作りました。
固定のボルト穴からの防水になればと両面テープも張ってます。


あらかじめ位置を決めておいた所に貼り付け、反対側にも鉄のプレートを当て、
穴を開けてボルトで固定しました。
内側のナットは荷物が傷付かない様にと袋ナットにしてます。

同様の物を片側2箇所。計4箇所付けて完成。

少しでもしっかり固定出来る様に、
出来るだけ四隅に近づく位置にしてます。


キャリアの下側から挟み込んでベースを固定する為の棒です。
それなりに強度が欲しかったのでコの字型のアルミの棒を用意しました。

キャリアの幅より左右が3cm広くなる長さで2本切り、ベースに空けた穴と合うように
こちらもボルト穴を開けています。また挟み込む所にはゴム板を貼ってみました。

ヘルメットホルダーも用意しておきます。
カラビナにロックが付いた物を使うので、簡単に取り外せないリング状の物で選んだらこれになりました。
皿ネジとナットで固定するだけでは取れそうなので、ネジロックを塗っておきました。
窪んだ場所を選んで取り付けたので、ここは袋ナットは使ってません。


アルミ棒と繋ぐ為のボルト取り付け。
表側は大き目のワッシャーを入れ、裏側からは取り付け中に抜けない様にWナットでとめてます。
キャリアの形に合わせて4箇所 同様の物を取り付けました。


フィッティングテスト。
結構絶妙な所を通して固定しています。これで大丈夫でしょう。
ここから先は実践で無事に完走できるかどうかで決まります。


箱も乗せてみました。
固定している青い紐はマジックタイと言うケーブル類をまとめる為のマジックテープ。
かなり強力で、簡単には剥がれません。

余った物とタイラップ数本は無くしたり切れたりした時の保険で蓋の裏側にある
デッドスペースへ入れておきました。


最後にセキュリティーとして2箇所。
ヘルメットホルダーと蓋にナンバー式のロックを取り付けて完成しました。




のりもの の ぺーじV-MAX > RVボックス & ベース