RVボックス & ベース2



前回作った物は北海道直前まで余裕の収納と思ってたけど、今までと違いサイドバッグ、
タンクバッグが無い事を忘れていて、積載はリアの1箇所のみ。
しかもノートPC等の電子機器等が増えた状態では、当然テントが中に納まらず防水バッグに入れ
リアシートに搭載して運ぶと言う結果に終わった為、大きい箱を用意しました。

買ってきたのはホームセンターで少し前から
目をつけていた天馬のベランダボックス80。
前回はわざわざ用意した鍵用の穴も
初めからあります。

容量はアイリス315mm×520mm×320mmに対して、
天馬は420mm×570mm×340mmと大幅容量アップ。
内側の凹凸も段差が小さいので広く使えそうです。

* 縦×横×深さ は箱の窪みを考慮し使える内容の実測です。


作り方はKSRのキャリアベースを作った時にいい感じだった足の四隅を切り欠く方式。
ダンボールで片方の型紙を作り転写。同じ物2枚で幅を調整してガムテープで固定してます。

余ったダンボールでキャリアの型も取りました。
下側に薄っすら見えるカーブの線はグラブバーの
位置です。

とりあえず箱の足には当たらないのを確認。
この後フックの場所等 細かい所の印を
つけて行きました。

後々はこれを基準にしてストッパーや
固定ボルトの穴の位置などを決めていきます。


型紙を作ってから暫く間が空きましたが、材料を買ってきたので再開です。
合板でもいいかなと思ったけど、結局材質は前回と同じ桐にしました。
同じサイズだと値段に差は無く、圧倒的に軽かったのが決め手です。

既に型紙の様に切り出してセンターの線も書いています。
キャリアの型紙もセンターの線を描き、バランスを考えながら搭載する位置を検討してます。


挟み込むバーは前回のアルミ棒を使いまわします。まず絶妙にフックを避けなけれはならない上側から。
アルミ棒にもセンターの場所を書いてるので型紙を参考にしながら余裕を持ってフックを回避。

アルミ棒上部の位置を印したら、型紙をよけて直接ベースに穴の位置を書き込んでいきます。
下側も同様の流れで穴の位置に印をつけて準備完了。


ストッパーのおおよその位置を決める為にキャリアの型紙の一部をくり貫きました。
型紙の位置を合わせ真ん中の台形をベースに書き込んでおきます。


切り抜いた方を少し細くして型紙にしました。材料は切り落とした四隅の木切れです。
型紙に沿って下書きして切り出し、ヤスリで角を丸めました。
これが先程ベースに書いた台形の所にきて、サイドスタンドの状態で取り付け,外しを行っても
ずり落ちず、位置調整が楽になります。


少しづつ進めて行ったのが溜まって来たのでまとめて更新していきます。
型紙のを使い転写した場所で問題ないかチェックしてから木工用ボンドで貼り付け。
乾くまで動かない様に重石を乗せて放置し、後からビスで補強をする予定です。


数日放置してボンドが完全に乾いたら固定用ボルトの位置に穴を開けて表面を塗装します。
塗料は前回と同じくウッドデッキ用の防腐、撥水塗料。前回の北海道で雨の中を走った後でも
ベースに目だった反りが出なかったので、ある程度の効果はあったと思います。
塗料は勿論 残り物。とりあえず3回塗りしました。

もう1つ追加の作業で、乗せた時のガタが出ない様に箱の足の所にゴムシートを貼りました。


固定用のマジックテープが1つ準備出来たので取り付けます。
一番取り付け位置が限定される後ろ側から開始。
キャリアの足に当たらない所に印をつけ、ビスで4角を固定し取り付けました。
付けた後、左右が逆と気づいてやり直したのはヒミツです。


箱の方にも金具を取り付けて行きます。位置はマジックテープの真上に来る様にしてます。
金具を両面テープで固定し穴を開け、位置を確認してから裏も補強の板を付けました。
この辺りは前回作った時と同じやり方で、一部部品は剥がして使い回してます。
念の為に袋ナットにネジロックを塗ってから締めときました。


動作チェックです。
折り返しの長さが4cmでも十分な強度があったので、残り3方分も作ります。

折り返してる部分をボンドで貼り付けてるのですが、
挟むヤツが1個しか無いので、半日に1個の
ペースでしか作れません。

一番広がる折り返しの部分が自然に剥がれて
行かない程度に乾いたら、外して次を作って
ますが、よく乾いてない所から膨らんでくるので、
洗濯ばさみも併用してます。

さっき最後の1つをやったので、これが乾けば
完成です。
時間があれば予備も作っときたいと思います。

小出しに作業してましたが、やっと完成しました。


まず先日の続きで残っていた三方のマジックテープ取り付けと、金具の取り付け。
出来たら実際に組んでみました。思ってたよりもしっかり固定できます。

続いてキャリアの当たる所の塗装が剥がれると
後々面倒なので、家具の傷防止に張るフェルトを
貼り付け。

細いと端の方が抑えた圧力で剥がれそうなので
幅は広めにとってます。


マジックテープをビスだけで固定すると強度に不安があったので、奥側の2本を長い皿ネジで
貫通させる様に変更しました。
反対側のナットもネジロックを塗って緩まない様にしてます。


箱の方も最後の仕上げ。
ヘルメットホルダーと、前回は無かったドリンクホルダーを付けました。
ドリンクホルダーは取り付けアームをカメラマウントに使った残りを再利用してます。


ベースの固定は前のヤツから移植しました。抜け止めのダブルナットもそのまま使ってます。
箱の蓋には鍵を取り付け。
前回安い鍵にしたら番号合わせのマークが横を向いていて、停車した場所によっては
開錠に苦戦した事もあったので、今回は正面に来る物を選びました。
当然番号は任意の物に変えれるタイプです。


最終チェック。まずはベースの取り付けから。
キャリアのアームをかわして付けれるのを確認。ネジは実績があるので問題なく届きました。
箱を載せて、マジックテープで固定したら完成です。




のりもの の ぺーじV-MAX > RVボックス & ベース2