ThinkPad S30インストールの記録

* 雑記に書いていた物を再編集しました。自分へのメモ書きでもあります。

所要期間 2006年 5月10日〜5月14日

構成機器

PC ThinkPad S30 2639-4WJ
Battery 大容量タイプ
HDD Segate ST960812A (60G)
Memory I-O DATA SDIM100-128M
OS Windows2000 SP4適用済みCD使用
NIC COREGA FEther USB-TX
CD drive IBM Potable CD-ROM Drive (N8239)





5月10日

S30到着

ぶっ壊れたi1124の代わりにと買ったS30の中古が到着。
予想外に大容量バッテリだったのでとても重い。
実家までの片道4時間を持ち運ぶには頂けない重さ(バッテリ単体だけで350mlの缶並み)なので、
オークション等を探してノーマルサイズが安く手に入り次第 要交換。
帰省に間に合わなければ重いバッテリは置いて行こう。

取りあえず起動と構成を確認する為にBIOS画面確認
メモリーは128M。OSは無し。
事前に対応確認の取れてているIO DATAのメモリをi1124から外してS30へ移植。
メモリーは裏側にある▼▼マークの書かれているネジを7個外して、
キーボード(手前部分も)を持ち上げると左手前にあります。
BIOS上から128Mから256Mへも増えたのが確認出来たらOSインストール前の下準備完了。

HDDはOSのインストールが出来る事を確認してから取り替えるつもりだったので、
i1124のFDを接続.... 物理的に使えませんでした。
USBのFDでインストーラの起動可能な物はないかとgoogleにご教授頂いたところ、
ありがたい事にUSBのFDだけでなく USBのCDドライブからもインストール出来るみたいだ。

既に予算の方も無いので博打にならないようCDドライブの中で実績があり、
しかも安価で手に入りやすいのはどれかと再びgoogleにご教授頂く。
候補として、I-O DATA , TEAC , Panasonicが上がったが、値段を見ると1万円オーバー。
結局 送料を入れてもIBM純正(R無し)の特価品が一番安かった。
サックリと注文した所で昨日から今日にかけてのミッション完了。

5月14日 その1

CD Drive到着

IBM純正のUSB CDドライブにwindowsのCDを入れたらインストーラがあっさり起動。
これで楽勝と思いi1124で使おうと買っておいたSegateのHDDへ交換。
メモリーと同様に裏側にある▼▼マークの書かれているネジを7個外して、
キーボードを持ち上げると右奥にあります。金属のカバーを左へスライドして外し、
ケーブル,ピンを折らない様に取り外して下さい。

そして本格的にインストール開始。
しばらくするとDiskがおかしいからchkdskをやれとのメッセージでリセットするしかなくなりました。

まず疑ったのが使おうとしていたDisk(60G)が使えるか?
再三お世話になってるgoogleにご教授頂いたらメーカーは違ったけど60Gを使った人があるので
大きすぎて認識しないって事はない。
念のためBIOSでも型番まで認識しているのを確認。
その他インストールにUSBを使ってる人はBIOS最新にして置くおまじないを起こっているらしいのと、
最新のドライバを使うために あらかじめSP4適用済みのCD使うのが有効らしい。

取りあえずやったのは使おうとしていたDisk(60G)を元々の20Gへ戻しトライ。
結果は Diskがおかしいからchkdskをやれとのメッセージ。
Biosを最新に更新する為にi1124に入っていたDiskを挿してとりあずwindowsを起動。
IBMのサイトから最新版をダウンロードし1.82へバージョンアップ。
その後20G,60GのDiskでトライしたけど結果は同じくDiskがおかしいからchkdskをやれとのメッセージでダメ。

5月14日 その2

まだ粘ってます。

今度は別の方向からのアプローチでSP4のCD作成。
ザックリ調べた所 一気にSP4を当てるとJAVA-VMが入らないらしいので一度SP3を当てたCDを作ってからSP4のCD作成。
ここまでやってもイヤって程見慣れた Diskがおかしいからchkdskをやれとのメッセージでダメ。

こうなったら綺麗にインストールが出来てなくてもいいやと思って、
i1124に使っていた時のDiskからイメージコピーしてやろうと英語のフリーソフトを使ってコピーしようとしたら
Dドライブの中身消失。初めて使うソフトを勘で使ってはいけないとつくづく実感しました。

まあワーク用なので消えても対して痛くないのが救いだった。
でもやる気が消えたので今日のトライはココまで。

で気分を変えてエラーの画面でも更新してやろうと起動したらここで神降臨。
今まで右側にあったUSBスロットを左の電源後ろのスロット使用。
よそ見している内にインストール開始の画面まで来てやがりました。

5月14日 その3

暫くは順調

60GのDiskのバーテーションを切り直してOSのインストール完了。
SPは元々4まで当たってるので、モロモロのドライバーを持ってきて不明なデバイスの無い状態へ
ネットワークにつなぐ前準備として、で余っていたNorton2003をインストール。
USBメモリから最新パターンを持ってきて更新。
とココまでは順調。

BUFFALOのLPC4-CLXも問題なく認識してやっとネットワークにつなぎ、
いざその他も更新と思ったら何故かDevice disconnectと表示。
NICはもう1つあるのでからCOREGAのFEther USB-TXに変更。
ドライバも入れてデバイスは認識したが、Device disconnectとの表示は変わらず。
もしかしてケーブルか?
と思ったがさっきまでデスクトップで使ってたヤツだし戻しても使えるので問題なし。
もう4時になるし明日(今日?)ケーブル買ってくるって事で寝ました。

5月14日 その4

起きてもまだ14日

雨の合間をぬってケーブル購入。
最近はスリムケーブルが幅を利かせてるけど、値段が普通のケーブルの倍するので却下。
3M 380円のヤツを購入。(個人的にはこれでも高級品)
家に帰ってもう一度 設定がDHCPになっている事を確認してつないだら
あっさりつながりやがりました。

結局インストールから設定まで何が悪かったのか原因まで辿り着けぬまま
Norton2003にも未適用のパッチを当てて、Windows Updateで未適用のパッチを当てて。 やっと普通に使える環境になりました。

肝心の使用感ですが、今まで設定とかで触った限りでは256Mのメモリー効果もあり
i1124の倍快適。
真中ボタンもついたので、さらに倍快適。
極めつけは画面の広さで倍快適。
金のない時期に大枚叩いた甲斐がありました。

5月14日 その5

まとめ

インストールがうまく行った環境。

・メモリーはI-O DATAの128Mを追加して256M
・BIOSは1.82の最新版にUpdate
・CDドライブはIBM純正品で左奥のUSBポートを使用する
・HDDは60Gでも問題なし
・起動順序は HDD → USB CD →リムーバブルデバイス → ネットワーク
・Bootとnetworkの項目に設定があるので両方同じにしておく。
・手持ちのwindows CDはSP適応済みに更新した物を容易しておく。
・いきなりSP4適用のCDを作るとJAVA VMが入ってないのでSP3→SP4と段階を踏むのがBest。

ここまでやってfdiskの画面まで来たらほぼ間違いなくインストールは可能。

インストール後の注意メモ 2009/05/06追記
・ドライバを入れる時 PCI Deviceで不明なヤツはMODEMのドライバを入れる。
・不明なデバイスはTinkPad PM Deviceのドライバを入れる。



関連,参考LINK

I-O DATA 対応メモリー検索
ThinkPad iSeries s30のHDD換装
Windows2000 SP4適用+hotfix統合の完全自動インストールCDを作ろう
IBM ダウンロード&ドライバー検索
ThinkPad Club

最後に
ここで紹介したのは自分が行った時の経験です。
goole等で検索した結果と今までPCを触ってきた経験から判断している所も多数ありますので、
各機器についての詳細な情報は直接メーカーへ問い合わせを行う事をお勧めします。




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