作業の流れ 1.エアスクープ(カウルみたいな物)を外す 2.プラグキャップを外す 3.プラグを交換する 4.プラグキャップを付ける 5.エアスクープを付ける 今回選んだのはNGKのイリジュウムプラグ(1本 1680円)です。 Zealは4気筒なので 1680円x4 が必要です。(財布には優しくありません) プラグの選び方ですが、サービスマニュアルに記載されてる型番を見ながら 対応しているNGKの型番のを探します。 今回調べると以下の通りでした。
(太字は出荷時のプラグ) また NGKの熱価は赤字の所で表されています。 CR8EIX * 初めてプラグを交換する人向けに細かく書きます。 エアスクープと呼ばれる小さいカウル(写真の銀色の部分)を左右外します。 まず、@のネジを2個外します。(向かって左側のネジは黒いゴムを外すと有ります。) 次に、Aの方向へ少しずらしてから手前に引っ張ると外れます。 車種によってはタンクを外さないとプラグまで手が届かない場合もある様ですが、 Zealはエアスクープを外すだけで交換できます。 カウルを取るとプラグキャップが見えます。 外す時は矢印の辺りを持ちプラグに対して真直ぐに引っ張ります。 この時どのプラグから外したか判る様にして置くと後が楽です。 写真の真中に写っているのが、プラグです。 プラグを外した時に燃焼室にゴミが落ちない様に コンプレッサー(無ければ最悪息で)で隙間のごみを飛ばします。 ZealエンジンがV型なので穴が深くかなりゴミも溜まりやすい形になっています しっかり掃除してからプラグを外しましょう。 プラグを外す時は工具は車載工具のプラグレンチとスパナでOKです。 → まずプラグレンチを差し込みます。 上側が六角形になっているのでスパナで緩む方向(反時計回り)に回します。 一度 緩めたら後は手で回します。外れたプラグはプラグレンチに付いてくる様に出来ていますが、 落とさない様に気をつけて下さい。 今回買った時に バイク屋が付けたか前の持ち主が付けたと思われるプラグは NGK CR8E でした。 現状のプラグを確認せずに買ったイリジュウムプラグですが、偶然にも同じ熱価でした。 今度は新しいプラグを取り付けます。 出来れば新しいプラグのネジの部分にモリブデングリス(高温でもグリースの効果を損なわない)を 付けると機密性が上がり、次回交換時も外しやすくなります。 ただし普通のグリースを使うとエンジンの温度で成分が変化してしまい、 効果を得られないので付けない方が良いみたいです。 取り付け手順は外した時と逆の流れとなります。 ただしプラグとエンジンではエンジンの方が材質が柔らかい為 無理に締めるとエンジン側のネジ山が壊れます。 エンジンのネジ山を壊さない為にも付け初めからワッシャーまでは手で回してください。 スパナで締めるのは最後だけです。 (注意) もし手で回している時に重たくなった時はプラグを斜めに付けようとしている能性があります。 このまま力任せに締めると先程書いた様にエンジン側のネジ山が壊れてしまいます。 一度外し真っ直ぐである事を確認した上でもう一度組み付けてください。 手で回らない所まで組み付けたら最後にスパナで締めます。 この時に規定圧で締め付けるのですが、トルクレンチが無い場合は 新品のプラグ → 1/4回転 使っていたプラグ → 1/8回転 (すでにワッシャーが潰れている為 少し回すだけで良い) を目安にすると良いです。 Zealの場合だと写真くらい回せば十分です。 後はプラグの数だけ繰り返せは交換完了です。 プラグキャップさっき外した所と同じ場所にしっかりはめ込んで、エアスクープを付けて下さい。 最後に右が元々のプラグ、左が新品のプラグです。 ワッシャーが潰れているのが判ります。 それにしても この焼け具合って燃料濃いんでしょうか? |