リアサス交換



取り付けるのはOHLINS36Eと言うモデルです。
ZEALはマイナー車なので適応一覧に載る事がまずありませんので、
探す時はSR用かXJR400用でリザーバータンクの無い物を基準で探しました。
今回選んだ36EもSR400/500適応で紹介されています。

最初にスイングアームに車重を掛けない様にする為に、フレームにジャッキをかまして後輪が軽く(1cm程)浮くまで持ち上げてください。


* 作業前に写真を取り忘れた為、写っているサスは交換後の物です。

両方同時にサスを外すとスイングアームが下がり過ぎて一人でを作業行うのが厳しいので今回は片方づつ行います。
ますはやり易い左側から



矢印の所のネジを外し今まで付いていたサスを外します。
今までのホコリやグリスで汚れているのでウエス(ボロ布)でふき取って綺麗にして下さい。



いよいよ新しいサスを付ける訳ですが、ブッシュの所にグリスを忘れずに塗ってから取り付けて下さい。
なおサービスマニュアルではモリブデングリスを指定しています。



そのまま取り付けると写真の様に純正サスとOHLINS 36Eではブッシュの厚みが違う為、ZEALに付けると右側の様に余ってしまいます。
新品を買うと調節用の工具とワッシャー(何故か6枚)が付いてくるので、上下に1枚ずつワッシャーを挟んでからネジを締めます。
この時 ワッシャーの片方だけ内側が大きく面取りをしてあるので、面取りしている方がサスに向く様にしました。
ワッシャーを挟むと丁度良い厚みになりました。 が写真を撮り忘れていました。_| ̄|○

右側の交換ですがマフラーうを付けたまま交換する事ができました。
言葉で説明するのは難しいのですが、箇条下記にするとこんな流れです



この辺りの目線から作業しています。

・上側はリアステップに当らないくらい手間に傾けて、下側をはめる
・部品を曲げない程度に右側へ傾けて、上側を奥へ持っていく
・リアステップとブッシュをはめる所の間を絶妙にすり抜ける(多少は当ります)ポイントがあるので、そこを通して上側をはめる

非常に判り難いけど文字にするとこんな感じです。
マフラーを外せる人と横着じゃない人は、マフラー外してからやった方が簡単です。


最後に

後日気が付いた事ですが、左側を付ける時に サス,ワッシャー,ネジ の順番で組んだ場合、スプリングをチェーンの間が1cm位になります。
きちんと調整された状態でもチェーンのたわみが20mm〜30mmある為 、走行中にスプリングに当る可能性があります。
これを少しでも解消する為に ワッシャー,サス,ネジ の順番で組み付け直しました。



角度がいまいちで判り難い写真ですが、少しだけチェーンとスプリングの間の隙間が広がりました。




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