前置き 初めてZEALを知ったのは高校か専門学校の時 その頃は4ストマルチを各社から発表した時だった。 当時から金も無なく免許も無いかったので雑誌で眺めるくらいだった。 高校を卒業した次の日には車の免許をとり実家に放置していたランサー(動くが税金が掛かる為ナンバーを返していた)を貰った。 初めて公道を走った車がFF,パワステなし,パワーウインドーなしの素晴らしい車であった。 さすがに18歳で自由に使える車がある人間は希な為、専門学校に通っている2年間は常に運転手であった。 この時体に染み付いたオモステの感覚は消える事は無く、今でもパワステの軽さ等に恐怖を感じる。 この時の相変わらず金が無い為、バイクの免許を取る事が出来なかった。 時は流れ就職し東京で暮らす様になって7年、MTBを経て再びバイクの免許が欲しくなる。 丁度免許更新の年と重なり、目標を持って教習所に通い期限の11日前に晴れて普通二輪免許取得 いきなりアメリカンを買おうかとも思ったが予算の関係と車検なしの魅力から250ccを狙う事になる。 この時点でかなり車種が限られてしまったが、候補としては アメリカンでドラッグスター,エリミネーター,マグナ ネイキッドでバリオス,ZEAL,VTR,SPADA が上がったが、ドラッグスター,バリオスは知り合いが乗っている(いた)という理由で却下 残りの候補をgoobike等で調べると、VTRは予算オーバーで却下。 SPADAはノーマルまず出回ってない為 却下。 マグナは今一好きになれなかったので却下 と、ことごとく消えていった。 後に大型が欲しくなる可能背もあるし、 予算の都合があるので 教習車(CB400SF)と比べても一回り小さい車体は、車重が軽く取り回しもよい為 何所に行っても扱い易い。 身長170cmの男性が乗った時の足付きは膝を軽く曲げる程よいのだが、運転姿勢では下半身がやや窮屈になる。 タンクの形やハンドルの位置は良く出来ていて、無理のない姿勢で乗る事が出来る。 状態の良いものに当った為かも知れないが、始動性も良く冬の朝でもチョークを引かずにアイドリングが出来る。 走り初めてからの3速までの変速は以外に忙しく停車、発車の度にガチャガチャと行う必要がある。 * 街乗りでも10000rpm辺りまで使う人はそんなに変速しないかも知れません 街乗り 1速は発進専用と思ってよい。2速,3速で加速し4速,5速で巡航となる。 3500〜5000rpmが振動も少なく扱い易い回転数である。 高速道路 3速,4速で巡航速度まで一気に加速し、その後は道路の状況により5速か6速(オーバードライブ)を使用する。 8000〜12000rpmがメインとなる。ある程度振動は出るがそれ以上に風圧がキツイ為、それほど気にならない。 ただし向かい風+のぼり坂等の条件が出てくると5速では加速しない為、4速フルスロットルを迫られる。 4速の時は15000rpm辺りを維持しがんばって加速するのだが、それでも100kmが限界と思われる。 普段静かなだけに、この時は壊れるんじゃないかと思うほど うるさい 約1年乗った感想としては 運転姿勢や加速,減速取り回し全てに癖が無く通勤や買い物からツーリングまで どこに行くにも使える良く出来た乗りやすいバイクと思う。 バイクで初めて公道を走る人が運転してもノーマルの状態で十分な能力があるし、 扱いに慣れたて来た頃には乗りこなそうとする楽しさもあると思う。 |