続 リアボックス



新しい付け方を思いついたので容量アップも兼ねて作り直します。
今回使う箱はアイリスのRV BOXでは無く、Astageのアクティブストッカー 600
ホームセンターで安く売ってました。

ちなみにリアボックスとして使うとしたら箱自体の強度はアイリスより劣ると思います。
これを選んだ理由はサイズと形が割りと理想に近かったからです。


と言う訳で早速ステーの作成。

アルミのチャンネルを1M買ってきたので、これを使います。
後出来る限り在庫の使い回しを行い費用は安く抑えるつもりです。
理由は既に更新済みのリトルカブに予算を回す為です。

写真は キャリアと箱の取り付け予定地。ここに収まる様にします


パイプを壁等に固定するヤツ。調べたらサドルバンドって名前らしいです。これはステンレス製。
サイズが2種類あったので両方買ってきましたが、小さい方にゴム板を張ったら丁度良くなりました。

両端には穴があるので、この穴を拡大してナッターでM3のネジ山を作ってやります。
ただしドリルだと物が曲がってねじれてしまった為、棒ヤスリでゴリゴリやりました。

サイドバッグのベルトとか色んな兼ね合いがあって
ここに落ち着きました。

番号と向きを振ってるのは、各穴とサドルバンドが
絶妙過ぎて位置が変わるとうまく付かない為。

一応しっかりと付いてます。


このままだとベースを着脱するたびに隙間を調整してやる必要があるので、
L型のステーを使って前後のチャンネルの間隔を決めてしまいます。

固定はリベット留め。
壊れて変な事にならない限り力は掛からない所なので、小さいのを各1ヶ所止めただけです。


四方を止めて四角いベース完成。箱の底にある四角い窪みに収まる様に作ってます。
ここなら固定が少々緩んだとしても前後左右にずれません。

箱との接続用にM6のナッターが入る穴も作成済み。キャリアの塗装が痛まない様ゴムシートを貼りました。
前後で穴の位置が違うのはキャリアの穴を狙ってるからです。


箱の内側に使うステー作成。
これも微妙に穴の位置が違うので左右を判別出来る様にしてます。


固定は低頭のキャップボルトを使用。
以前別の箱に使っていたスポンジマットがジャストサイズだったので使い回しました。
これで一応キャリアと箱の接続は完成。


テスト走行した所、フタが密着していないので振動でガタが出てます。
形式上ぐるりスポンジは貼れないので要所のみスポンジを貼って対処しました。


折角なので以前100均で買ったカギも使える様にしました。
一応セキュリティーもOKです。

最後に貰った100均のプレートを付けて完成。

割と横に張り出してる感じがあるけど、実際は
サイドバッグと同じくらいしか出てません。


ここからは後日の改善です。

ベースと箱の間にわずかながら隙間があったのでウレタンの板を入れました。
ここまで大げさじゃなくてもいいんですが、接着剤で貼って強度も出ればと思ってます。


四角いベースで固定しているとは言え中央しか固定してないし、箱自体に強度がないので
固定した部分以外の一体感が無く、振動等で車体とは別のリズムで揺れてます。

解消する為に足を付けます。ついでにアルミステーも使って強度も上げます。
取り付けは箱の前後にリベット留めします。


キャリアにある平面の部分にゴムの足をリベットで取り付けたら完成。
ステー自体の固定と合わせて4箇所リベット打ちをしてます。

後ろ側の足が当たる部分は何も貼ってないので
カッティングシートを貼りました。

切れ端を使ったのでちょっと汚れてる部分とか
あるけど見えない所なのでOK。

いよいよ箱を取り付けてみます。


後ろ側はバッチリOK。
前側が若干外れてるけど全体的にいい位置に来てると思います。

引いた画。

当たり前だけど見た目は変わってません。
その代わり、箱を揺らすと車体も一緒に揺れる
一体感と剛性感は増しました。

フタのガタも一手間加えたので、テスト走行して
OKならこれで完了にします。


-- 2017/05/03 追記 --


キャンプ使用だと積載がギリなので、蓋の上に物を乗せた状態でも中身を出し入れ出来る様に
四角にフックを付けました。

ついでに荷物が滑らない様にノンスリップシートを貼り、100均の自転車用ネットを付けて完成。
フック以外は在庫から使いまわしたので材料代は安く仕上げてます。

試しに使って見て、重さでヒンジの部分が壊れそうだったら、また小細工します。

-- 2017/05/11 追記 --


テーブルを乗せて開閉したら予想通りヒンジが壊れそうなので適当な在庫を使って補強しました。
開ききるより少し手前の位置で止まる様にしているのがポイントです。
テストで使ったテーブルは約1.8kg。全く問題ありませんでした。

-- 2017/05/16 追記 --


高千穂でキャンプした時に少し不便だった点を改善してみます。
次回キャンプ出撃予定のあるカブでテストも兼ねてやります。

用意したのはアルミの板とコの字に曲げた物。
両端と真ん中に穴を開けてあり、真ん中はナッターでM4のネジを切ってます。
こいつを蓋の裏側に取り付けて下準備完了。


アストロで買ってきたヘッドラトのゴムを外して、ナッターと同じ場所に穴を開けた物を取り付け。
ネジはライト部分の邪魔にならない様に低頭タイプにしてます。

使い方としては夜になってから箱の中の物を探す時に両手使えます。
角度も変えれるので箱の中、全方位カバーしてくれます。
うまくやれば屋外で作業灯の替りにも...さすがに無理か?

-- 2017/10/15 追記 --

MZのバイザー化に伴い中央にあったライトの
位置を右へオフセットしました。

実際何回か買い物に行きMZを収納しましたが、
バイザーを意識して置いてたので当たる事は
ありませんでした。

只、今後荷物が多い時などに備えるなら右に
寄せといた方が得策との判断です。

作業自体は穴を空けなおすだけなので
10分程で終わりました。


-- 2020/03/05 追記 --

最近到着すると2つあるロックの内、片方だけ
ロックが外れてました。

余りに多いので閉め忘れて無いのを確認した上で
走ると やはり外れてます。

よく見たら振動で箱の縁が削れて、窪んでました。
箱を買い直す程ではないので簡単に修理します。


使うのはRaidのキャリアで切ったけど使わなかった残骸。

箱の縁の幅に調整して両面テープで貼るだけ。
のつもりが、厚過ぎてロックが閉まらなくなってしまったので、蓋の方を調整して、かなり
きつめに閉まる感じにしておきました。





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