ケンテック クラッシック FL マフラーに交換



04年にフルモデルチェンジして以来SHADOWのマフラーと言えばスラッシュカット
しかも2本出しがメインだったので諦めていたマフラー交換。

08年モデルで400のSHADOWも共通化された事だしと、久々にブックマークを徘徊してみました。
そしてラインナップが増えていたケンテックのマフラーを発見。
増えていたクラッシックマフラーの中でも目を付けたのはClassic 2into1 mufflers (FL)
COBRAも悪くなかったけど個人輸入したいと思う程の形ではなかったので、
今回交換しないと恐らく今後やらないだろうと直感が働きオンラインで注文。
代金を払ってから4日で到着しました。

まずは純正マフラーの取り外し。

の前に右側だけステップボードとサイドカバーを取り外して作業をしやすくします。
純正ステップもCOBRAのボードも同じなので、外し方は過去の作業を参考にして下さい。


手前が広くなったらマフラーを止めているボルト6本を緩めて行きます。
外しきってしまうと残ったボルトの所に重さがかかり余計に外し辛くなるので先ずは全体を緩めてからになります。
一番左と真ん中の写真のフランジボルトはメガネレンチが入らない角度だったのでソケットレンチを延長で伸ばしました。
右のマウントはにナットがあるので回らない様にレンチをかまして緩めました。

今まで一度も手を触れた事のない所だったのでもしかしたら何箇所か緩まないかもと
思ってたけど全部問題なく緩める事が出来ました。

マフラーを落とさない様に支えながら取り外したら左のさっぱりした感じになります。
そして誰しもが書く純正マフラーを外した時の感想。「スゲー重い」
梱包されたケンテックのマフラーとも比較にならない程重い。
ホントにこれだけでもかなりの軽量になってるハズです。

外したついでに今まで手が入りにくかった所を軽く掃除しつつ、
ここから先は附属していた取り付け説明書(紙3枚)に従い付けていきます。

純正マウントのボルトを緩め附属のマウント延長を取り付けたら、
フランジ周りの使い回しパーツを純正マフラーから外し
エキパイ部分を仮組してみます。

手で閉まる範囲でねじ込み大体の位置が決まったら
サイレンサーも取り付けます。

全体が無理なく組める位置でずれない程度に全体をレンチで締めたら
サイレンサーを一度外し影になるマウントを本締め。
再びサイレンサーを付け、フランジ,エキパイとサイレンサーの結合部
マフラーバンドを本締めすると完成です。

ちなみにエキパイとサイレンサーの結合部は消音用ステンレスウールを
入れて音量,音質を調整する為に何回も外すと思い、
組む前にモリブデングリスを塗っておきました。

*ちなみに一人でエキパイを組もうとしたら以外に苦戦して途中の写真を撮り忘れてます。

最後にステップを付けると走れる様になります。
純正ステップだとエキパイとマウントの間が1cm程空くのですが、
COBRAだと2mm程度しか隙間がありません。

マウントごと他社の物に替えてる時は干渉するかもしれないので、
最悪純正に戻す覚悟で買った方がいいと思います。

完成したので外で写真を撮りました。

マフラーが下がったように見えるのは
径が細くなったているからです。

マフラーの車高は殆ど変わっていません。
今までと同じ感覚で曲がって行けます。

音について

消音用ステンレスウール 感想
未使用 アイドリングが落ち着くまで待ってスロットルを煽るとかなり音が大きい。
パイロットスクリュー等の設定を触らない状態でも白煙、黒煙はなし。
テスト走行で急にスロットルオフしてもアフターファイアーは出ずいい感じ。
音質はサイトの説明に書いてあった通り「ド・ド・ド・・」だが若干高音が混ざってる感じ。

それから アイドリング〜2500rpm のトルクが結構弱くなるので、
慣れるまでは停車からの走り出しで若干の違和感を覚える。
巡航は大体3000rpm辺りを使用。
附属の1/3程使用 高音はそこそこ消えて低音の「ド・ド・ド・・」だけ音量を下げて残した感じ。
低音も篭った感じの音質になってきた。
アイドリング〜2500rpm のトルクの弱さは相変わらずながらも、巡航は3000rpm手前に変化。
もう少し排圧を稼いで巡航でもドとドの間が空くようにしたい。

ちなみに一回りして帰ってきたらステンレスウールが全部後ろに押されて寄ってた。
附属の2/3程使用 低音の「ド・ド・ド・・」だけになり、高音は気にならないレベルまで無くなってる。
音量も純正より大きい程度。(ただしアイドリング時のみで走ればそれなりの音)。
ステンレスウールの量に比例して低音の篭った感が増していい感じになっている。
アイドリング〜2500rpm のトルクも若干戻ってきて、巡航は2500rpm辺りに変化。
附属の8割程使用 さらに音量が下がり高音は完全に無くなった。今まで一番好みの音質。
巡航は相変わらず2500rpm辺りながらも、アイドリング〜2500rpmのトルクが少し太くなった。
サイレンサー内のパンチ穴が完全に隠れる位にステンレスウールを入れた状態。
今の所 これで落ち着いている。

これ以上やるなら詰める物を変えるかインナーサイレンサーを使った方がいいと思う。

その後の改良

ステンレスウールの追加で何回か取り外している内に
矢印の所のボルトが干渉してメッキが剥がれているのを発見。

簡単にマウントを内側にずらす事が出来なさそうなので、
頭の低いボルトでも無いかとホームセンターを徘徊。

M8サイズだと頭の低いタイプは無かったので、ちょっと大変だけど
長めのボルトを買ってきて頭とネジの所を削ろうとも思いましたが、
8mm×60mmの皿ネジが目に付きいい感じに収まりそうなので、
手間を考えてこっちで落ち着きました。
(純正ボルトはM8×55mm)

純正ボルトから皿ネジに変えるだけでも頭の高さが半分になりましたが、
念のためにマフラーバンドとステーの間にもワッシャーを2枚入れて
マフラーエンド側が内側に引っ張られない様に高さを調整しました。

写真ではサイレンサーの下になって見えませんが定規が通る程度の隙間が
確保されつつエキパイからサイレンサーまで真っ直ぐに繋がっています。

買いなおしたついでにネジは全てステンレスの物にしました。
純正ボルトを使っている人は一度サイレンサーが干渉していないか
確認してみた方がいいかも知れません。





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