サイドケースステー GIVI PLO2145CAM



Versysからサイドケースを引き継ぐ為にステーを買いました。
入荷予定 4〜5週間の所を運良く2週間程で到着。早速中身を確認します。


GIVIのサイトにある車種別で取り付けステーを調べて買ったのが、PLO2145CAM
イタリア語のページを見て型番を調べた為かイメージしてたのと違います。
イメージ絵の通りだとリアキャリアも付いてくると思ってましたが、サイドのステーだけです。

リアも乗せるつもりで既にトップケースも注文してるので、とりあえず組んで実物を見ながら考えます。
何故買わないのか?それは追加したら必要となるであろう おおよその値段を既に調べてるから...

これ以上の出費は出来るだけ抑えたい。


とりあえず取り説に従いタンデムステップを取り外しますが、いきなり躓きます。
こんな所にもトルクスが使われてました。
手持ちのビット(T40)を試しに宛がったけど、変なアングルなのでナメそうな予感。

アストロまで走り1時間後。トルクスセットが我が家の工具に仲間入りしました。

余計な苦労をしてまでして取り外した
タンデムステップ。

固定穴が付いたパーツを挟んで戻します。
ボルトは純正のを使ってます。

予想通り緩め辛くて、締め難い場所でした。
一旦緩めたらビットで早回しした方が楽です。

そんなのを左右やってます。


絵しか見ない男は些細な違いに気が付きません。
取り説で保護のスポンジの番号が違うのに、同じシートから無理に貼ろうとした結果こうなりました。

気が付いたのは反対側のステーに貼ろうとした時です。
運良く綺麗に剥がれてくれたのでやり過ごしました。


タンデムシート横にある荷掛けフックを外してステーの取り付けですが、穴が合いません。
左の写真はボルトを少し緩めて手で目いっぱい押した状態です。

下調べてYoutubeの外人がクランプとか使って力業で穴を合わせてたのを見て
ハズレを引いたのかと思ってましたが、これがイタリアの精度らしいです。 専用ステーって一体?

って事で、影響の無さそうな所を曲げて右の写真まで持って来ました。
こっちは手で押さえずこんな感じです。軽く押さえたら穴は合います。

続いて左側行きます。

まずボルトが奥まで入らなかったので、
タップで穴を掃除して、ボルトの山も目立てしました。

そして取り付け。今度は3Dで合いません。
穴1つ半下側へ 2cm程車体側へステーを曲げます。

3回付けては位置を確認して、また曲げるを繰り返し
何とか無理なく穴半分合う位置まで持って来ました。

これなら手で押さえながら付けれます。



苦労の成果がこれです。右ほどでは無いけど無理なく付けれる様になってます。
イタリア人にこの過程を見せた上で聞きたい。専用ステーって一体?


ここまで来たら完全にネタです。

左右の広がりが違うから繋ぐパーツの長さも角度も当然変わってきます。
長さは何とかなりそうだったので、このパーツも真ん中で軽く曲げて角度だけ調整しました。

全部ボルト通してから本締めしたら、無理せず取り付け出来そうです。

と言う訳で全てのボルト本締めする所まで出来ました。
イタリア人は何から採寸してジグ作ったんでしょうかね?本当に車種専用設計について聞いてみたい。


無事組めたので全部バラしました。
曲げる為に固定した所やパイプ曲げの当たった所は塗装が剥がれてるので、タッチアップして置きます。

左右のステーについては これで完成ですが、トップケースを置く場所を考えねばなりません。
タッチアップした所が乾いたら、もう1回組んで何とかならないかイメージ(妄想)して見ます。

長くなったのでトップケース置き場は別で更新する予定です。

--- 2023/05/16 追記 ---

リアキャリア作り始めました。




のりもの の ぺーじTenere700 > サイドケースステー GIVI PLO2145CAM