リアボックス簡単着脱



OGKのフリーキャリーシステム。
ベース台のB-6FCアダプターのFCS-005

ヘルメットのOGKカブトでは無く、自転車用品
なんかを売ってるOGK技研の商品です。

何かのタイミングで偶然見つけて以降
時折気になってました。

うまく使ったら簡単着脱のリアボックスが
作れそうです。


作りは全て樹脂性で錆を気にする必要が無い反面、簡単に曲がるので補強が必要です。
手持ちの端材の中からいいサイズのコンパネがあったので切り出しました。

これまた在庫してたM6のツメナット。

残念ながら3個しかありませんが
今日はこれでOK。

ベース台とコンパネを合体させて
荷台への取り付け方向を検討します。

元々は縦に付ける物ですが、
多分 横じゃないと付かない気がする。


予想通り縦向きだとテールランプが隠れたり、シートの着脱に邪魔になったりだったので横向きです。

日帰り用 リアボックスの時の様にキャリアの段差を何とかする必要が出来たので、
厚さ5mmの低発泡塩ビ板を買ってきました。 前作った物を参考に型紙を作って転写しました。


取り付け位置を決めた結果片方のツメナットはコンパネと面一にしないとキャリアに当たります。
なのでザグリを入れました。 大層な道具は持ってないので以前100均で買った彫刻等です。

それから20mmのネジだと先が飛び出してしまうのでザグリ側用に5mm短い物を買ってきました。


キャリアの裏側から固定するステーは使いまわしますが、一部リアフェンダーに当たりそうな所だけ
カットしました。 コンパネ側もボルトを通す穴をあけました。


と、ここまでは順調だったハズですが、穴の場所をミスしてました。
本当は型紙に書いた線の外側にステーを当てて穴の位置を決めるのに何故か内側で印をしてました。

改めて穴をあけ直し、防水処理の期待も籠めて塗装をします。
時間的に重ね塗りは後日になるので、今日はここまで。

--- 2024/03/14 追記 ---


重ね塗りの乾燥待ちの間が暇なのでステーにゴム板貼ったり、塩ビ板を切り出したりしてました。


結局ベースとなる板は塗料が染みこんでしまうので、2回目の塗装の上からミッチャクロンを塗りました。
そこからさらに2回の重ね塗り。 何とか写真の感じになってくれました。

塩ビの板は貼る位置に印をしてたので、両面テープで貼り付け。
穴は張った後からあけます。


無事ベースプレートが乗りました。この上にベース台のB-6を乗せる訳ですが、
固定に使ってる低頭ボルト4本の内3本が邪魔になるのでB-6側を削る事にしました。


こんな感じにボルトの頭をかわして取り付けれる様になりました。
気分的には完成なんですが、実際は折り返し点。 今度は箱側にFCアダプターのFCS-005を付けます。


目視で車体の中央に取り付けるとFCアダプターの位置はこの辺り。
こちらもボルトが邪魔になるので、現物合わせで印をして切り欠きました。

ボルトが飛び出すとベースへ付けれないので
買い足して来ました。 M5x25mmが4本です。

箱の内側には面積の大きなワッシャーを入れました。

取り付けたらこんな感じでジャストな長さです。



完成したのでカブで済むのにわざわざRaidで買い物に繰り出しました。
着脱が楽になった変わりにパーツの厚さ分高くなりましたが荷物の出し入れには問題なし。
いい感じです。


これは別の日。 もう1つアストロの箱の方にもFCアダプターを取り付けます。
こちらのベースは使い回せないので新しく合板を買ってきました。


前作った物よりも縦横共に10mm小さいサイズにしました。
中心を出してるので穴の位置はそのまま転写しました。
ツメナットを取り付けて、角を丸く削ったら箱へ取り付ける為の加工は完成。


この前作ったアイリスのRVボックス同様に目視で車体の中央に置いて
FCアダプターを取り付ける位置に印をして穴をあけました。

アストロの箱は底の面積が大きいのでFCアダプターの加工は不用でした。
こっちの塗装は手持ちのつや消し黒です。 色は染みこまなかったので2度塗りで完成。


こっちは箱まで貫通させずベースに取り付ける事にしました。
ボルトも前買った物より10mm短いのを用意しました。


いざ仮組みをすると左側の出っ張りにボルトの
頭が当たり、箱の底が変形してました。

逃がすための穴を追加してようやく完成。

これで着脱する時にいちいちタイダウンベルトを
ガチャガチャやらなくて済みます。


使う用事は無いけど昼飯で出かけた時に取り付けてテスト走行しました。
いい感じに付いてるし、着脱も簡単になりました。



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