汎用マウント Version3



去年の夏にスマホのナビを使用できる様に加工して以降 長距離ツーリングで何回か使用しました。
丸一日画面点けっぱなしでツーリングしても使用したデーター量はおよそ約50M。
満充電しておいたスマホと携帯のバッテリーは共に8割程減ってました。

縮尺を変えたままだとナビを中断するとか不便な所は多数あったけど、概ね良好なのでスマホナビを
メインとし、いざとなったらnav-Uも付けれる様にしたマウントを作ります。


この辺りはVer2と同じなので写真を撮る事すら頭に無く作りました。
時間がかかったのは接着剤の乾燥待ちだけです。

部品の関係上、取り付けるとパイプの中心では無く 前か後ろにオフセットされるのですが、後ろに
オフセットさせたVer2はキーのOFF/ONが非常に操作しにくかったので、今回は前にオフセットさせます。


クランプを付ける為の穴を開けて仮組みして見ます。

前の物よりもパイプを10mm長くしたので、
取り付けに余裕が出来ました。

向きを変えた効果も一目瞭然で横に立った状態や
シートに座った状態から手を伸ばしてもキーが
触りやすくなりました。


接着剤で固定しているだけなので、ここもVer2同様リベットを打って置きました。
片方だけ長かったパイプも調整してます。

ついでにクランプも少し削って置きました。

ライザーが付く付近のハンドルは一見真っ直ぐに見えますが、実は若干手前にカーブしてます。
この為クランプの角が擦れ写真の様な傷がハンドルに着きました。

放って置くとサビの原因になるのでタッチペンで塗ったりして対処しましたが、削って手前側に
余裕が出来る様にして見ました。


仮組みしてロガーとスマホのマウントを取り付けてみました。
画面の角度等も乗車した目線から見やすく調整しました。


ロガーとスマホを取り付けてメーターとの重なりをチェック。
5000rpm辺りまではスマホに隠れるけど針の向きは判るので実質問題なし。

パイプのオフセットされた向きも手前に変わったので、シートに座った状態や横からのキー操作も
しやすくなってます。


タッチペンのカールコードを付けるネジ穴を
作ります。

パイプの厚みだとタップは切れないので、
下穴を6mmで開けてM4のナッターをかしめました。

以前のは適当に作ったアルミ板の物でしたが、
今回は額なんかを吊るす金物を使いました。
穴のサイズも丁度4mmです。

ネジ少し緩めて金具の向きを逆にしてやれば
コードを後ろ向きにも取り回せます。


パイプの加工は全て終わったのでエンドキャップを付けました。
叩き込むだけでも滅多な事では外れないのですが、数年使った物は若干水分が入り込み
サビが出始めた感じがあったので、今回は接着しました。

空いた時間を使って1月ほどかけて作りまたが、これで本体は全て完成になります。
残るはnav-Uをマウントするパーツのみ。

-- 2018/02/03 追記 --


アルミとポリウレタンの板を同じ大きさにカット。
大きさは大体 35mm X 60mm。

何でも貼れる3M スーパーハードを使って接着します。
冬場なので乾くまで1日以上放置。

前のマウントから取り外したnav-Uのパーツを
少し削ってM4のグロメットが収まる大きさに加工。
これで別のネジを用意せず同じ皿ネジを
使いまわす事が出来ます。


1日経ってないけど取れない程度には乾いたので
続きをやります。

まずnav-Uのパーツに空いてる穴を基準に穴あけ
2枚合わせた厚み+ワッシャーが前のマウントと
同じ厚みなので、皿ネジを使いまわせます。

中央のグロメットも3M スーパーハードを塗って接着。
乾くまでずれない様にネジを通しておきます。


スマホホルダーのカラーに突起があったのを忘れてたので追加でスペーサーを作ります。

黒のポリウレタンをカラーの大きさに切って穴をあけてやればいいので、軽い手間で済みます。
これも3M スーパーハードで貼り付けるだけでOKです。


完成したので仮組み。
スマホホルダーのカラーについてる滑り止めの波がポリウレタンに食い込んで安定すると踏んでます。

圧力式から静電気式に変えたタッチペンでもnav-Uで使える事をテストしてるので最低限の
パーツ交換で2種類のナビを使える様になりました。

多分これで問題なく使える予定なので、もし何らかの不具合があったら、ここへ更新します。



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