市販されている低反発座布団のウレタンを使い 長距離を走ってもケツが痛くなりにくいシートを目指します。 作成に関してはこちらのサイトにあるシート改造記を参考にさせて頂きました。 シートを外しタンデムシートと分割します。 *外し方はワイヤーロックホルダー作成に書かれています。 ![]() 次にマウントの金具を外すします。 写真にあるネジを外せば取れるのですが、ネジロックが塗ってあるのでかなり硬くなってます。 ![]() 革(人工革)を剥ぐ為にタッカーで止めている所を全て −ドライバーで浮かせてペンチで引っこ抜いていきます。 再利用するので丁寧に外します。 ![]() 写真を見てもらえば判りますが、革の下に防水の為のビニールが貼ってあります。 数箇所剥がれやすい接着剤で止めているので破らない様に剥がして下さい。 これも再利用します。 ![]() ウレタンの厚みとか座るポジションを考慮して、 切り抜く所をざっと決めます。 始めはカッターナイフでざっくりとラインに沿って切り込みをいれて、 ちまちまと切って行こうとしましたが、うまく切れないので途中からは手で千切って行きました。 ![]() 千切った後 ヤスリで表面を整えました。 真中辺りは少し盛り上がっている様に見えますが、 盛るより削る方が簡単なので少し多めに残しています。 ![]() ウレタンをシートの形に合わせて切ってみました。 両サイドが曲面である為 現物合わせの切り出しでは一度では切り出せなかったので、 手前の所にマークして場所が変わらない様に気を付けました。 また 予定外ですが、腰のサポートになるかなと思い追加で小さいウレタンも着ける事にしました。 ![]() 革を外した時と逆の流れでシートを張りました。 革とビニールを同時に張っていくのに少し手間取りましたが、片側を仮止めして引っ張りながら止める。 その後仮止めを直してきちんと止めるを繰り返してなんとかサマになりました。 ただし、腰のサポート用ウレタンと素材の境目は結構判ってしまいます。 肝心の乗り心地ですが、かなり柔らかくなってます。 ・街乗りの場合 一年を通して乗るのであればもう少し硬いウレタンでも良かったかな? それから腰のサポート用ウレタンで少しポジションが前に来ました。 1cm程度の違いだと思いますが、今までのポジションで慣れてるのでかなり違和感があり、 落ち着けるポジションを探してしまいます。これは純正が遠い人なら丁度良くなると思います。 ・半日程度のツーリングの場合 長時間座っていると低反発ウレタンが潰れて元のウレタンに当たっている感じあり。 2重にした方が良いと思う。重ねるならもう少し硬い方が好み。 それからポジションが落ち着かないので腰のサポートを無くして全面を低反発にしてみる予定 |