やや曇り空のなかで取付を行います。 一旦中断している間にサービスマニュアルで外装の外し方は復習しておきました。 シートを外すのは今までと同じなので省略します。 まずは作っておいたケーブルをつないでタコメーターが動くか確認しておきます。 全部付け終わってから動かないと悲しい目に合いますから... ![]() ![]() 問題なく動いたので取り付けにかかります。 まずスピードメーターを取り外します。 写真の矢印のネジを2つ外し、軽く持ち上げてから奥に押す様に持ち上げると外れます。 メーターの下は右の写真の様になっています。 普段手が入らず汚かったので汚れを落としておきました。 ![]() タンクを取り外します。 固定は写真中央のネジだけですが、この他に3本のチューブも外します。 特に矢印の位置の下にあるブリーザチューブは忘れやすいので注意して下さい。 ![]() ![]() 左の写真がフェールコックとフェールチューブです。 この裏側にバキュームチューブ(細いヤツ)が横向きに出ています。 右の写真がブリーザチューブになります。 フェールチューブ以外は挿しているだけなので引っ張れば簡単に取れます。 全てのチューブを外したらタンクの下側を持ち上げて手前に引けば取れます。 外したタンクは渕に傷が入らないようにバイクカバーを敷いて置きました。 フェールコックの所も重さで変な力がかからないようにとダンボールを入れて隙間を作ってます。 ![]() ![]() ステアリングサイドカバーは上のクリップ(写真左)と左右のネジ(写真右)の他 ライトの後ろ辺りでツメを引っ掛けて固定されています。 3箇所を外したら左右に広げるようにして取り外してください。 ![]() かなり弱そうな姿になりました。 ついでなので今まで手が入らなかった所も掃除しておきます。 ただし余計な所に水を掛けないように細心の注意も忘れずに!! そしていよいよ配線します。 ![]() タコメータを大体の位置に仮組してハンドルを目いっぱい切ってもつっぱらないだけの余裕を持たせました。 余裕のところはハンドルを左に目一杯切った状態のスロットルケーブルの1本と固定しました。 ![]() シート側は事前に用意して置いたギボシに線を挿し、防水の為にテープで巻いておきます。 写真ではわかり辛いですが、隙間を縫って元々ある配線と同じ所を通るようにしてます。 ![]() タコメーター側の線とカプラをつないだら、メインハーネスと一緒に固定して完成。 後ろ側(写真左)は結束バンドに固定してます。 ここまでやったらもう1回タコメーターが動くか確認します。 タンクは外してますが針が動くか見るだけなのでキャブにあるガソリンだけで十分です。 全部付け終わってから動かないと(以下略) 後は外した時と逆の手順で取り付けます。 と簡単に書きましたが、ケーブルがどこを通っていたかメモして置いた方が良いでしょう。 実際スピードメーターを付ける時にデジカメの写真があって助かってます。 ![]() 最後にシートに座り角度を調整し見やすい位置に固定したら完成です。 こんな感じになりました。 動作確認の為に飯を食いに行きましたが問題なく動いています。 ただしセットした角度と実際のライディングポジションでは若干の違いがあったので微調整してます。 アクセル開度に合わせて動く針は良いものです。 やっぱり内燃機にはタコメーターでしょう!! ![]() 夜バックライトが点くとこんな感じになります。 メーター上部にLEDがあるので下側がやや暗めになります。 なおタコメーター分の消費電力増えていますが、ヘッドライト以外をLEDにした余力があるので心配していません。 今回取り付け作業完了までに2時間半かかってますが、大半は掃除なので実際は1時間もあれば取り付けれるでしょう。 わかる人なら配線の準備入れても2〜3時間程度だと思います。 余談ですがサービスマニュアル、パーツリスト、HONDAのサイトを見ても現行SHADOW750の出力曲線が見当たりません。 なんとか見つけたのは1997年の広報資料にある出力曲線でした。 当時と今の諸元表を見比べても大きな違いはないので、レッドゾーン等はこの表で判断したいと思います。 ![]() 目盛りしか無いので勝手に線を引いて単位を付けて見ました。 最大出力 : 5500rpm レッドゾーン : 6000rpm かな? |