続キャンプ用 大型リアキャリア



以前作ったキャリアはサイドミラーの2/3は荷物が写って覗き込まないと後ろが見えないとか、
些細な不便はあった物の概ね満足してました。

しかしアストロで 「とある物」 を手に入れた事が切っ掛けでキャリアを作りなおす事を決意。
作ったら古いのは使わなくなるので、出来る限りキャリア → キャリアへリサイクルします。

これが分解する前の最終形態。

固定はリベットのみで、もしガタが出たら
ロウ付けでも挑戦してみようと考えてましたが
問題なく使えてました。

置く向きはともかくとして、左右2つ積める形から
真ん中へ1つの形に変更します。
ストッパーとか現状のまま行けるので、
出来るだけ使い回します。


とりあえず半分に切断。使わない方からパーツを取り外します。
リベットなのでドリルで頭を揉むだけ。簡単に分解出来ます。

切った方のパーツを付けるだけなので、大した手間もなく9割方完成。
裏側にあった補強の代わりに表にフラットバー付けるとかしてました。

今後の加工で出るドリルの切り粉を出すために片側蓋しないとか
位置を付け替える予定のフックとかは後回してます。


今回は純正キャリアに土台となるパーツを付け、上にキャンプ用キャリアを乗せる予定です。
上の写真はどのパーツの1つ。

日曜に一気に作ったので途中の行程はありませんが、上下に分離し純正のキャリアを挟み込みます。
手は込んでますが着脱は前の物よりも簡単に出来る事を目指して作ってます。

これも土台のパーツになる物。

ずっと根詰めて作業してた訳じゃないので日曜は
このパーツを切り出して終わりました。

ここまででトータル12時間はかかってますが、
実際の作る作業は半分程度。

後の時間は取り付ける方法を考えたり、考えた物を
作るのに使えそうな物を在庫の中から探して、
現物を当てがって採寸したりの手間です。

おかげで今の所に追加予算はありません。

-- 2020/02/09 追記 --

今週進めた分になります。


前に切り出したパーツを加工して組んで行きます。

固定の基本はリベットですが打てる場所の関係で
1ヶ所しか打てない部品は向き固定の為に少しだけ
接着剤を塗ってます。

押さえ側のパーツはねじ山を付けて完成。


只でさえギリギリのクリアランスの場所を通すのに、塗装保護の為にスポンジを貼ったら
テールランプに当たるようになったので、一部削りました。穴が空く寸前まで行ってます。


通す時は1mm無いスレスレですが、ネジを締めるとスポンジが潰れて余裕が出来ます。
それでも5mm程度の余裕。


簡単に真ん中にセットする為のパーツです。

左右の位置決めをする為にL型のバーを固定。
ここは幅があるので、リベットは2ヶ所打てました。

前後の固定はキャリアを乗せた時に邪魔に
ならない所を選んでフラットバーを取り付けました。

全部現物合わせでやってます。

これで毎回置くだけで、前後左右キャリアの
同じ場所へ ずれ無くセット出来ます。


ナッターの頭が1.8mm飛び出しているので面で押さえられる様にカラーを作りました。


両面テープでキャリアと重なる所6箇所に取り付け完了。
左下をつけ間違えてるけど、後で気が付いて直してます。


組み付けてみました。今の所予定通り。
念の為に乗せる予定の箱を置いて、跨ったりしたけど、特に窮屈な感じは無し。

これだけ時間をかけて下準備完了。
やっと本来の計画に入れます。

「とある物」 弾薬ケース型の収納ボックス
AP プラスチックボックス L OD BX898
がやっと登場。

これをサイドパニアみたいな感じで
取り付けれる様にして行きます。

ちなみに現在手元にある箱は1つ。
1月末時点でオンラインサイトも売り切れ
店頭在庫のみだったので1つ確保しました。

物があれば作れるし、入荷次第連絡が
来るので作りながら待ちます。

ちなみに そろそろリサイクルしてる資材が無くなりそうです。
今の所新しく買ったのはブラインドリベット1箱とボルト4本で700円程度。
端材を漁って使える物が出てこなければアルミの資材も買わないと駄目ですね。

-- 2020/02/16 追記 --

アルミのアングルと角パイプ、それにL型のステーを買って来ました。
総額で1700円程の追加投資。


リサイクルする大物パーツは多分これが最後。
40cmに切ってバリ取りしました。

今日買って来たL型ステーは穴をリベットが入るサイズに拡張。
鉄なので穴の内側には錆止めを塗ってこの日は終了。

採寸ついでに、今の予定通りならの横幅も計算してみました。
AP プラスチックボックスをつけた状態での横幅は 966mm。
箱を外してステーだけにした横幅は940mm。

横幅のカタログ値は850mmなので、カタログ値より左右に58mm出る計算です。


ムカつく事に日曜だけ雨になりました。
最近は工作してるので時間を有効活用できるのが唯一の救いです。

角パイプのL型のパーツは平日夕方に作っておいたので、その続きからです。
アングルで左右につなげました。ここにアストロの箱が乗ります。

上の写真に右下に写ってるのは、午前中に
買出しに行ったついでに追加した工具です。

EARTH MAN CS-100TA
鉄、ステンレスも切れるチップソーが8千円程
だったので買ってみました。

今迄切っていたグラインダーよりもバリが
小さいので仕上げる手間が減り、刃が
薄いので材料を有効活用できます。

もう少し切り粉が飛び散らなければ言うこと無し。


追加で買って来たアルミのチャンネル2Mで1200円。1Mを2本買うより200円安くなります。
アングルの下に補強で入れて置きました。

何かしらの方法でアストロ箱を固定するので多分あった方が便利なはず。
もう少しアレコレしてるけど写真を撮って無かったので今日はここまで。

注文していたアストロ箱の残り1つも届いた電話が来たので近々取りに行きます。

-- 2020/02/21 追記 --


前回はこの辺りまで作ってました。

斜めに補強を入れる前に上側を先に補強した方が良さそうって思い、使える材料探してたら
いい時間になってたので片付けて終わりました。

その続きになります。


ただのフラットバーでも良かったけど、長さが足りる物を探してたら以前少しだけ使った
アルミのチャンネルが出てきたので、加工して取り付けました。


箱を載せた時の強度を上げる為に、フラットバーを斜めに切った物を作り、Lの所に斜めに取り付け。
出来るだけ端へ付けたかったけど箱に干渉しないギリギリを狙ってもこの辺りが限界でした。


穴の位置を出したらちょうど邪魔になる所に
前回空けた穴がありました。

丁度写真に写ってる側だど上の穴とつながって
長穴になってしまう為に都合が悪い。

急遽部便を作り、リベット&接着剤で内側に
当て板を入れる事にしました。

リベット打ちをして接着剤が乾くまで放置。

折角なのでグラインダーとチップソーの断面を比較。

左がグラインダー、右がチップソー。
バリの大きさも違います。

切るだびにバリを落とすので、手間と時間が大きく
違ってきます。


別の日の作業。

裏側を固定する為の真っ直ぐなステーを買いに行ったら、思いの他高い上に丁度いい長さの物が
無かったので、以前予定変更して使い道の無くなったフラットバーを切り出して作成。

四隅を簡単に固定してる感じですが、念のため程度なのでこれでOK。


リベットと接着剤で固定した当て板はしっかり付いてました。

表側の大きい穴は、元々の穴に引っ張られない様にジグを作りドリルの刃をずれ無い様にしてます。
反対側は小さいドリルで中心だけ貫通させ、目印として当て板側から本来のサイズの穴を空けました。


先に作っていた中央のキャリアと連結する為のネジ穴作成。
仮置きして位置関係等を確認してみます。

一応箱を置いてもウインカーが隠れない位置になってくれました。
他に補強のステーとか作る必要があるのですが、全体的な感じを見ながらやるので、
もう1つ左用の同じ物を作ります。 (行程は同じなので、製作過程は当然割愛)

部品のサイズは判ってるから、余った時間で採寸して切り出したら30分程で用意が出来てしまいました。
後は穴を空けて組んで行くだけなので、それ程時間はかからない予定です。

判ってたけど、 「構造を考える」 「組み方を考える」 「材料を選択する」 事が製作過程の内の
多くの時間を食ってました。

長くなって来たので、その2 へ続きます。




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