最初から付いてきた純正サイドケース(GIVI V35のOEM)を使ってますが、 そろそろ本来付けたかったアルミケースに手を出そうと思いました。 理由としては ・フルモデルチェンジして数年経ち、そろそろ旧タイプが入手困難になる可能性がある。 ・横開きのケースだと荷崩れ等で中身の出し入れが不便。 ・丸い形だと空間を有効に使い辛い。 等々数年使って実感した限りです。 決していぢる所が無くなったので手を出した訳ではありません。 候補としてはヘプコとGIVIの2つだった訳ですが、サイドケースのみ使いたい自分としては 強制トップケースステーが付いてくる仕様だったヘプコを却下。 GIVIのTREKKER OUTBACK 37Lモデル1本に絞りました。 まずVersysに付ける為に必要なパーツから。 CAMパニアホルダー PL4103CAM (ケースを付けるステー一式) 取付キット 4103KIT (トップケースを使わない人が使うステー 根性があれば作れるかも) OBKサイドケース OBK37A/B (サイドケース本体) 最低限コレだけ必要なんですが、OBKサイドケース OBK37A/B以外は入手に苦戦しました。 CAMパニアホルダー PL4103CAM ← 楽天でHIT。但しメーカー取り寄せなので4〜5ヶ月待ち。 取付キット 4103KIT ← 日本の通販でHITせず。個人輸入等が必要。 OBKサイドケース OBK37A/B ← 一番入手が楽。在庫があれば何処でも買えます。 ちなみに予算はこんな感じで見といて下さい。(2016年11月時点) CAMパニアホルダー PL4103CAM (3.5万〜4万) 取付キット 4103KIT (4万ちょっと) OBKサイドケース OBK37A/B (左右セットで7.5万から9万) ざっと16万コースの覚悟が必要です。 と言った現状を踏まえて一番入手し辛い取付キットから順に手を出した訳ですが、先に書いた通り 在庫が豊富だけから一番最後でも良かったサイドケースがデカイ箱に入って手元に届きました。 左右セットなので同じキーで両方開きます。トップケース用にもう1つシリンダーも付いてました。(使わないけど) 置く場所を確保しないと駄目なのでヘルメット棚下の工具を移動して置く所を作りました。 覚悟より若干安く買えたのが唯一の救いです。 ステーや取付キットが来る予定まで4ヶ月ある時点でもう後には引けなくなってます。 既に発注済みのステーもキャンセル不可の状態で順調なら冬が終わる頃に手元に来る予定です。 と言う事で次回更新予定は3月以降が確定です。 でも気が向いたらキャンプ道具を入れてV35とTOBの収納力の違いが出るか比べるかも知れません。 次回何を更新するかは乞うご期待。 -- 2017/02/27 追記 --
サイドマーカー取り付けは必須として、場合によってはウインカー社外品にも変えなきゃいけないかも 知れないのに、果たして春のテストツーリングに間に合うのだろうか? と思って、ここまで書いた翌日にサイドマーカーも到着しました。 汎用品のAP LEDサイドマーカー (AP-LL009-OR)。 3色ありますがウインカーに使うので当然オレンジを買ってます。 ますは初期不良確認の為に点灯テストと+−の確認。 このままだと線が短いのでギボシと熱収縮チューブで延長。 同じ事を2つやって今出来る事は全て終わりました。 -- 2017/03/14 追記 -- 今手元にあるパーツで”恐らくこうなるであろう”組み上がりをイメージして見ると、ウインカーが後 10〜15mm程 内側でないと当たる予感がしたので、時間のある内にウインカーを交換する事にしました。 交換はこちらを見て下さい。 -- 2017/03/31 追記 --
絵しか役に立たない取り説見ながら仮組みしていきます。 やはりと言うか何と言うか、今回受け取った4103KITの片側が車体に付ける穴の間隔が若干狭い。 やってやれない事はないレベルなんでそのまま付けました。 取り説でも左右のステーをつなぐ棒が、絵ではフェンダーの後ろを通ってますが、 実際付けるとフェンダーとナンバーの間を通ります。 駄目な取り説でも絵位は役に立つと思ったけど、絵すら駄目でした。 折角なんで干渉しそうな予感がした純正ウインカーを並べてみました。 やはりステーより幅取ってます。 曲げてかわしても箱の裏側に当たるので交換して正解だった様です。
やはり横からだと後ろのウインカーは完全に隠れてるのでサイドマーカーを追加します。 ホームセンターの箱を付ける為のパーツを移植して、固定する仕組みと干渉しない場所を確認しました。 今の所の候補としては黄色のテープを貼った間が有力ですが、箱を置いたらかなり隠れるので 他に付けれる所は無いかもう少し考えてから取り付けます。 -- 2017/04/05 追記 -- あれから考えた結果 写真の位(一番前)に付ける事にしました。 この位置だと上の箱に隠れる事も無いし、右の写真の様にギリギリウインカーが隠れる位置でも 見えると判断しました。 手持ちの材料が無かったのでL型のアルミバーを買ってきました。 サイドマーカーの幅に切ってボルト穴等の加工を行います。
さらに進めてサイドマーカーの取り付け側も出来ました。 細かい所でナットを押さえて取り付けは大変だと思いナッターを使ってます。 逆にサイドマーカー側はナッターの飛び出た分を相殺する為に穴周りにあった突起と 下側の角をマーカーに合わせて丸く削りました。 こんな感じで絶妙に隙間を縫ってるので組む順番を間違えると一気に手が入らなくなります。 バーに連結 → サイドマーカー取り付け → グラブバーと連結 → 固定用フック取り付け の流れが一番スムーズに付けれます。 サイドマーカーの配線にはデイトナのハーネスチューブ (ケイ8)を使って シート下に隠れるまでの部分を保護してやります。これで片方組みあがりました。 サイドマーカーの取り付け金具を試行錯誤していたので、組み上げまでに3時間ちょっと。 もう要領は判ったので、反対側を作る時にはもう少し早く出来ますが、 いい時間になったので今日はここまで。 時間を作ったので続きやります。 被服が破れ線が見えてたのは こんな感じで補修してます。 安いパーツなんで暫く使ってダメだったら同じやつを買いなおすだけです。 残りの取付金具も本的に同じ作り方です。 前回完成した時にサイズはメモして置いたので微調整で済みました。 違いは右角のナットをかわす為の切り欠きだけです。 作業時間は半分以下で出来ました。やはり途中で採寸し直したりしないので早く出来ます。 配線も固定しました。 ホームセンターの配線関連の所に行くと比較的置いてるアレです。名前は忘れました。 以前ナビのマウントを作る時にタッチペン立てにする為に買って以来放置してたので覚えてません。 シート下には前の物同様に荷掛けフックの裏側からアクセスするので、 下に向く少し手前で1ヶ所固定してます。
一応出来たのでサイドとトップの箱を付けて視認性の確認テストしてみました。 一般的な車の目線と思われる地上から1.2Mの高さ、斜め後方で後ろのウインカーが箱で隠れる アングルから撮影してます。 サイドスタンドをかけてるので水平よりも奥に傾いているので、走行時よりも箱の陰になりやすい 角度ですが十分見えてました。 このテストで1つ予定外だったのがトップの取り付け幅が変わってる事。 基本的に同じハズなんですが、写真の様に先っちょにかかってるだけです。 グラブバーの骨の角度で若干開きは変わるので個体差だとしても作り直す気にならないので 箱の方を調整し直します。 「こちら参照」 箱の取り付けも何とかしたのでフル装着してみました。 ギリギリですがサイドの開閉も出来ます。 一応自分が買う上でネットを調べても有効な画像が出てこなかったのでステーを組んだ写真も載せときます。 後はテストして問題無ければこれで完成です。 最後に費用ですが、 頑張って安いのを探したり、途中で話が変わったりしたので実際には こんな感じになり CAMパニアホルダー PL4103CAM 取付キット 4103KIT OBKサイドケース OBK37A/B (左右セットで ざっと11.3万コースでした。 他の人もそのままの額で行けるとは言いませんが、参考にして下さい。 -- 2017/08/06 追記 -- ステーをフレームに固定する為に使いまわすキャップボルトの穴。 当然ですが、外したらボルトの頭が隠れる様に窪んでます。 ステーは窪みを無視して上から被せるので、何となく不安でした。よってカラーを追加します。 窪みの実測が、直径 14.7mm,深さ8mm。M8のキャップボルトのネジ部分の径が7.8mmなので、 これを基準に使えそうな汎用カラーを探しました。
とりあえず箱出しで付けてみました。 外径と長さはまさに測ったかのごとくジャストサイズ。 内径が6.2mmだったので、これを8mmに拡張するだけで良さそうです。 余り強く固定出来ないので、ドリルを 6.5 → 7 → .7.5 → 8 と順番に大きくしていきました。 1個完成したので元の物と比較。 裏返すと若干中心からずれてるっぽく見えるけど、ステー無しで仮組したらフレームの ネジ穴まで届いたので、これでOKとしてもう片方も加工しました。 |