LEDウインカー



GIVIのケースを付けようとしたらステーとウインカーが干渉すると予想されたので交換する事にしました。
取り付ける予定のTREKKER OUTBACKについては こちら を参照して下さい。


まず現在付いてる純正ウインカーのサイズ確認。

ウインカーの根元から先端までがおよそ145mm。
干渉を避ける為には後10〜15mmは短くなる必要があります。

またフロントは根元から約30mmカウルに隠れるので、条件を見たす
社外品を探すならウインカーの長さが30mm以上 130mm以下になります。

一見根元のゴムパーツと真ん中の硬いパーツが分離出来ると解決しそうだけど、
取り付けが余計に面倒な事になるのでやはり交換した方が良さそうです。


どうせ変えるならLED化もします。用意したのは以下のパーツ。

DRC モトレッド LEDフラッシャー 602 オレンジ (D45-60-207) 2セット
POSH ICリレー (090010-WR) 2線タイプ
POSH カワサキ車専用 変換カプラ (091077) 2セット

今回ICリレーを買うにあたり線の数を検索しても諸説あり、サービスマニュアルも曖昧だったので
実際のリレーを確認してから用意しました。

ウインカーのM8ナットがカワサキカプラを通らなかったのでギホシを使った変換カプラを調達しました。

左の写真が調べても正解が出てこなかった
純正リレーの写真です。

110型 3極カプラから線が2本出ていました。

写真の向きで左に茶/黄、中が橙/銀の横線
となってます。

恐らく兄弟機も同じタイプでしょう。
確認はしてませんが...


電極が判らないので取りあえず買った状態で繋いでテストしたら正常に動作しました。
マウントのゴムもそのまま使えたので5分程でリレー交換完了です。

社外品でここまでポン付け出来たのは初めてかもしれません。

ウインカーと車体の接続部はフロント、リア共に
こんな感じの穴が空いてます。

同タイプと思われたPOSHのZRX用カバーが
使えないと判明したので、ここの部分は
自分で作ります。


材料と型紙だけ準備するつもりだったのが、勢い余って作ったので途中の写真がありません。
小判型の1mmのアルミ板が外側に来るパーツ。黒のウレタン板が穴の形に切ったパーツです。
キーホルダーに使うプレートが丁度いい大きさだったので型紙代わりにしたら簡単に量産出来ました。

アルミ板は泥除けと同じ感じで、つや消し黒にする予定なので取りあえず紙やすりで荒らして
脱脂した後プラサフを吹いて置きました。

変換カプラも黒しか無かったので
左右が判る様にする為に2個だけ
白で塗りました。

塗って無い方が黒のカプラと繋がり、
塗った方が灰色のカプラに繋がります。

ここまでやって塗装が乾くまで放置します。


-- 2017/03/18 追記 --

あれから1週間かけて平日晩飯までの時間で終わらせてやりました。
土曜日の午後が使えたおかげで大躍進。 一週間の作業をまとめてどうそ。


1日放置。とっくに乾いてるので黒で塗ります。

使ったのは棚の奥にあった耐熱の黒。
以前KSRのチャンバーを塗った時の色の印象が梨地の黒に似ていた記憶があったので採用しました。
駄目な感じだったら普通のつや消し黒を買ってきます。

待ってる時間も有効利用する為に型紙作ります。
左からポンチの位置の型紙、樹脂のパーツを貼る位置の型紙、赤いのは5枚198円のキーホルダー。
小判型の型紙にしたヤツです。

耐熱の黒は思った程黒く無く、
泥除けと並べると違いが一目瞭然。

普通のつや消し黒を買ってきました。
塗ってまた放置。

これで乾燥待ちが1日増えましたが、
いい感じの黒になりました。


仕事終わりで続きをやります。 いよいよ作ったパーツの合体です。

先日作った中を抜いてある型紙を使い、鉛筆で貼り付ける位置を書き込んで接着剤で合体。
3Mのスーパー多用途は異なる材料でもしっかり付く代わりに時間がかかります。
しっかり密着する様に重石をして24時間字以上は放置する予定です。


変換カプラの端子が両方メスな上、小さいタイプだったので作り変えます。
車体側の黒カプラの配線が、緑→+,黒/黄→−で、灰カプラは 灰→+,黒/黄→−となるので
それに合わせたギボシにしました。


念の為車体に取り付けテスターで間違って無いか確認して置きます。

ウインカーも電極の確認。
ハードオフで買ってきた12V出力のACアダプタ (1個300円) にワニ口つけたのが大活躍してます。
出したついでに、4個共 点灯テストをして置きました。


型紙で決めた位置にポンチを打って周囲を養生しました。
穴を空ける為に万力で挟むとアルミが変形しそうなので、その辺りに転がってた切れ端を使って
固定できる様にしました。

足で踏んで固定出来るので両手が自由に使えます。


余裕を持って8.5mmの穴にしました。ワッシャーも6mmの穴だったので同様に拡張してます。
フロントの取り付け部が少し厚いので付けた感じによってはワッシャを1枚入れるかも知れません。


一度組んだけど付属していたカラーを入れ忘れたのでやり直してます。
このカラーを入れるとオレンジのレンズがほぼ30mmより外側に来ます。

中にあるLEDは完全にライトカウルの外側に来ます。
実測で92mm。純正よりも48mm短くなってます。


実際にライトカウルを付けてみました。
いい感じだったので反対側も取り付け動作確認して外装を全て取り付けてます。


実際にあてがって必要な線の長さに調整しギボシもかしめたので、リアも取り付けます。
一度組んで見るとフェンダーの方が薄くて締め付けてもガタが出たので両面テープを張りました。


取り外したフェンダーにウインカーを付けてから車体へ取り付けてます。
こっちはカラー無しなので88mm。

53mm内側に寄ればGIVIのステーも当たらないでしょう。と言うか、この為だけにLED化した様な物です。




最後にビフォー アフター。

出来るだけ純正のイメージが無くならない物を選んだので、よく見なければ気づかないカスタムにしてます。

後で見直すとフロントはもう少し出ても良かったのかなと思います。
付属していたカラーは大量に余ったので気が向いたらフロントだけ もう少し外に出すかも知れません。

---2022年追記---

5年経ってウインカーの根元が砕けました。
その様子はこちら



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